せんはうたう ゆめある舎
ゆめある舎は、谷川恵さんがおひとりで始められた小さな出版社。 そんなできたてほやほやの出版社から届いた、記念すべき最初の1冊です。 『せんはうたう』 詩 谷川俊太郎 絵 望月通陽 出版社 ゆめある舎 税込価格 ¥1,800+税 ※ フランス装・函付 波線に切り取られた函の口から本を取り出すと、 深いブルーに、楽譜が描かれたカバーが顔を出します。 製本は美篶堂さんによる手製本で、 信州の伊那市にある工場で作られているそう。 そのうっとりするような装丁には、ためいきが出るほど。 ページは袋綴じになっていて、裏面はさわやかで淡いブルー。 透かすとうっすら浮かび上がるようで、すごくきれい。 この紙質、手触りもいいなあ。 心がはずむような美しい装丁に、 もうすっかりこの本に恋をしてしまいました。 やっとのことで本を開き、見開きで迎えてくれたのは、 海のような明るいブルー。 ゆめある舎さんのブログで 『せんはうたう』 には 3色のブルーが使われていると書いてあったけれど、 この3色のことなのかな? そうしてとうとうページをめくると 左ページに望月さんの絵、 右ページにはその絵に谷川さんの言葉が添えられています。 どんな絵と言葉で彩られているのかは ぜひ手に取って、じっくり味わっていただけたらと思います。 (見本もありますので、どうぞ店頭でご覧くださいね。) ゆめある舎さんのHPは 【 こちら 】 から。 制作過程についても詳しく書かれておりますので、 ぜひこちらもご覧になってみてくださいね。