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わたしの国、紹介します!

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ペルーってどんなところ? “わたしの国、紹介します!”


日時 6月28日(土)18:30~19:30 場所 当店 参加費 500円 ※要予約
定員 7名
※満席につき募集を締め切らせていただきました。ありがとうございます。 対象 どなたでも!(小学生以下のお子さまの参加は、保護者同伴でお願いいたします。)
内容 マチュピチュやナスカの地上絵が有名なペルーから来た大阪大学の留学生が、自国のことを紹介します。最後には質問タイムも設けます。ぜひこの機会に、ペルーから来た女の子と交流してみませんか? みなさまのご参加、楽しみにお待ちしております!

お申込み方法
店頭にお越しいただくか、お電話またはメールにてお申し込みください。(先着順) tel 06-6868-9382 mail pienisilta@gmail.com


留学生紹介 大阪大学大学院国際公共政策研究科 Alison(アリソン)

第一言語 スペイン語
話せる言語 英語、フランス語、日本語

今回は、留学生のアリソンがペルーのおみやげを用意してくれました。 お帰りの際、キーホルダーやブローチの中からお好きなものをおひとつお選びくださいね!

第8回絵本のおはなし会(6月)

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日にち 6月21日(土)
時間 小さい子(0~2歳くらい) 10 : 30~11 : 00
    大きい子(3歳~小学生くらい) 11 : 30 ~12 : 00
場所 当店
参加費 無料(予約不要)

内容
絵本を読んだり、わらべうたや手遊びをしたりします。
今月は雨にまつわる絵本をいくつかご紹介したいと思っています。
どうぞお楽しみに!


※途中参加、途中退席OKです。
※対象年齢はだいたいの目安です。お好きな方にご参加ください。

前回読んだ絵本はこちらからご覧いただけます。

アロマイベント(6月)

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6月は、アロマセラピスト雫さんによるイベントを3つ開催します。

①作って楽しむアロマ「シュワシュワ~! バスボム作り」
ひにち : 6月13日(金)所要時間30分ほど
時間 :
①10 : 30~
②11 : 00~
③11 : 30~

料金 : 700円(材料費込)※要予約
内容 : お好きな精油をお選びいただき、バスボム作りをします。
★父の日の身にプレゼントにもどうぞ。


②アロマフットトリートメント
日にち : 6月20日(金)所要時間20分ほど
時間 : ①10 : 30~ ②10 : 50~ ③11 : 10~ ④11 : 30~ ⑤11 : 50~ ⑥12 : 10~ 各1名
料金 : 1,000円 ※要予約
内容 : 5種類のブレンドオイルの中からお好きな香りをお選びいただき、フットトリートメントをします。
※ ひざ上まで出せる服装でお越しください。

③簡単!便利!水出しハーブティー試飲会
日時 : 6月27日(金) 10:00~12:00
参加費 : 無料 ※予約不要(出入り自由)

①、②のイベントへの参加をご希望の方は、お電話またはメールにてお申込みください。(先着順)
また、小さなお子さま連れでのご参加をお受けしておりますので、開始時間に5~15分ほどのずれが生じる可能性があることをご了承のうえお申込みいただきますよう、よろしくお願いいたします。
tel 06-6868-9382
mail pienisilta@gmail.com

休業日のお知らせ(6月)

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定休日 日曜日・祝日
営業時間 10 : 00~18 : 00
あじさいの花も少しずつ色付きはじめ、もうすぐ梅雨の季節です。
6月のテーマは“雨”。
しずくの音を描いた絵本、虹のねもとを探す絵本、かえるの絵本など、この季節にまつわる絵本を集めました。


お家で過ごすことが多くなるこの季節。憂鬱にもなるけれど、せっかくなので雨の楽しさを絵本を通して味わってみませんか? おすすめの絵本を揃えて、お待ちしております。

そらまめくんのベッド

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『そらまめくんのベッド』
作 なかやみわ 出版社 福音館書店 発行日 1999年9月30日
※月刊「こどものとも年中向き」1997年5月1日発行 価格 ¥800+税

そらまめくんの宝物は、雲のようにふわふわで綿のようにやわらかいベッド。えだまめくんやグリンピースのきょうだいたちがベッドで眠ってみたいと言っても、自分のベッドを誰にも使わせようとしません。そんなある日のこと、気が付くとベッドがなくなっていました。みんなに聞いてみても、必死で探しても、ベッドは見つかりません。困ったそらまめくんでしたが・・・。
* * * * * * *
そらまめくんのベッドはとっても気持ち良さそう。少しくらい貸してあげたらいいのに・・・と思うけれど、そらまめくんは本当にこのベッドが大切なのですよね。子どもたちの遊びの中でもよくある光景で親しみを感じます。読者の子どもたちは、そらまめくんの気持ちになるかな?それとも、他のおまめたちの気持ちになるかな? ベッドをなくしたあとしばらくは「ぼくらに ベッドを かしてくれなかった ばつさ」と言っていたみんなもだんだんそらまめくんがかわいそうになってきて、自分たちのベッドを貸してあげようとするところなんて、本当に子どもらしい。ところがどのベッドも小さかったり固かったりして、困っているそらまめくんには申し訳ないけれど、ちょっと笑ってしまいます。そうして最後は、思わぬところでそのベッドが見つかります。訳あってすぐにはベッドを取り戻せないのだけれど、心あたたまるラストにはほっこりします。「くれよんのくろくん」や「どんぐりむら」シリーズの作者、なかやみわさんによる「そらまめくん」シリーズ、1作目の作品です。

くいしんぼうのはなこさん

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『くいしんぼうのはなこさん』
文 石井桃子 絵 中谷千代子 出版社 福音館書店 発行日 1965年8月25日

あるお百姓さんの家に生まれた牛のはなこは、とてもわがまま。あれがいやそれはいやと言ってごちそうばかり食べていたので、すっかり大きくなってしまいました。おまけに他の牛たちの食べものまで欲張って食べるものだから、ある日のこと、とうとうお腹いっぱいにガスがつまってしまい、なんといつもの3倍くらいにふくらんでしまいました。果たしてはなこはどうなるのでしょうか――。
* * * * * * *
“食べ過ぎたり友だちに威張ったりしたらいけないよ”絵本からすぐに意味を感じ取ろうとすると、そんな教訓話としてこの絵本を読みとりがちです。私自身、ついつい絵本の中に意味を探してしまいがちなのですが、そうすると肝心なおもしろさを見逃してしまうこともあって、それはすごくもったいないことだなぁとつくづく思います。この絵本もまさにそうで、まっさらな心で楽しみたい1冊。すっかり女王さま気分のはなこが「みんな ちょっと おまち!」と言うところや、ガスがたまってアドバルーンのようにパンパンにふくらんでしまうところなんて本当に楽しいし、朗らかでゆかいなストーリーに、明るい色使いのやわらかな絵がぴったりだし、絵の構図もすごく良いし・・・どこをとっても魅力的です。
この絵本が50年近くも子どもたちに愛されている理由は、単純な教訓なんかではなくて、そんなところにあるように私は思います。

たぬきのじどうしゃ

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『たぬきのじどうしゃ』
作 長新太 出版社 偕成社 発行月 1987年10月 価格 ¥1,000+税

たぬきのおじさんが、自動車で山の上から川の方へ走ってくると、魚が飛んできて「かいぶつが でたのです。たすけてちょうだい。」と言いました。川へ行ってみてびっくり!そこにいたのはかえるの怪物でした。驚いたおじさんは慌てふためきバックで走りましたが、川から出てきた怪物に捕まってしまって・・・。
* * * * * * *
本書は「ちいさいえほん」シリーズ(偕成社刊)の同書名の本を大判化したもの。1975年から始まり、子ざるの「タンタン」シリーズ(いわむらかずお作)をはじめ、30作以上にのぼる「ちいさいえほん」シリーズ。こちらは1977年にその12作目として発売された絵本です。
さて、このお話でおかしなところを探せばきりがなく、ここがおかしいあそこが変だというのは、全くもっておもしろくないことなのですが、逃げてきた魚がたぬきのおじさんの鼻にぶつかっている(ささっている?)状況は絶対におかしいし、怪物に捕まっておじさんが焦るのは分かるけれど、夢中になって自分のお腹をぽんぽん叩く意味は分からないしと、やっぱり突っ込まずにはいられません。そんな風に、この絵本はおかしなところだらけなのだけれど、それもひっくるめて最高におもしろくて、やみつきになるから不思議です。 お腹を叩いて、クラクションを鳴らして、“ぽんぽん ぶうぶう ぽんぶうぶう ぽんぶう ぽんぶう ぽんぶうぶう・・・”と騒ぐところも、読んでいてなんだか楽しくなってしまいます。(ほら、声に出すととってもリズミカル!)
オチには思わず「まいった!」という感じ。お父さんにもおすすめの1冊です。

とべ!ちいさいプロペラき

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『とべ!ちいさいプロペラき』
作 小風さち 絵 山本忠敬 出版社 福音館書店 発行日 2000年1月20日 ※月刊「こどものとも」1989年4月1日発行

“しんこきゅうをすると、まっすぐ まえを みました。 ひろくて ながい かっそうろは、そらまで つづいているようです。”(本文より)

飛行場の格納庫の中に、空へ飛び立つ日を待っている新しい小さなプロペラ機がいました。ある日のこと、そこへ大きなジェット機が入ってきました。その堂々とした姿にすっかり心がひるんでしまったプロペラ機でしたが、ジェット機に励まされ、とうとうゆっくりと滑走路を走りはじめました――。
* * * * * * *
爽やかな空色に、赤いプロペラ機がとてもよく映えます。緊張感のある、躍動的な絵も大きな魅力です。大きなジェット機は、小さなプロペラ機のことを決してばかになんかせず、「ひろい そらでは、ぼくらの おおきさのことなど わすれてしまうよ」と励ましてくれます。表紙のジェット機を見るだけでも、そのあたたかい眼差しのようなものが感じられ、最後のページのプロペラ機が飛び立ったあとの後ろ姿は、胸にじーんとくるものがあります。
子どもたちも、こんな風にまわりに励まされながら、少しずつ成長してほしいなと思います。

北摂の本

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『北摂の本』
出版社 京阪神エルマガジン社 発売日 2014年5月27日 価格 ¥750+税



豊中・曽根・箕面・石橋・茨木・高槻・千里中央・江坂・川西・池田・宝塚・伊丹など北摂周辺地域にある、パン屋さんやカフェ、雑貨店などが約200軒掲載されています。 なんと!恐縮ながら、当店もご紹介いただきました。


ちなみにご掲載いただいた商品は、下記の3つ。 ・OCICAのネックレス ・『ともだちは海のにおい(工藤直子作、長新太絵)』 ・『ちょうちょ(江國香織文、松田奈那子絵)』 どれもぜひ店頭にて実際にお手に取っていただけたら嬉しいです。
この『北摂の本』は、当店でも本日より販売いたしております。ドライブ中でも近くのお店がぱっと見つかる、分かりやすいMAPが付いているのもポイント。次の休日は1人でぶらっと、はたまたお友だちと、恋人と、家族と、この本を片手におでかけなんていいですね。
個人的には、ずっと行きたかった岡町の「森のおはぎ」さんと「パトリエ フクモリ」さんにまずは行きたいです。あと、「かわいい空間のきちんとごはん屋さん」の特集は、「ここ!」と絞られないくらいどこもおいしそうで、魅力的なお店ばかりでした。もちろん、他にも素敵なお店がたくさん!北摂の魅力がぎゅっと詰まった1冊。北摂にお住まいの方はもちろん、そうでない方にもご覧いただけたらいいなと思います。
最後になりましたが、こうして北摂を取り上げた楽しい本を制作くださり、おまけにこんな小さな絵本屋まで拾ってくださったエルマガジン社のみなさま、ありがとうございました!

ぼくのふとんはうみでできている

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『ぼくのふとんはうみでできている』
作 ミロコマチコ 出版社 あかね書房 発行月 2013年7月 価格 ¥1,400+税

うえきやのくまさん

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『うえきやのくまさん』
作 フィービとジョーン・ウォージントン 訳 まさきるりこ 出版社 福音館書店 発行日 1987年5月30日 価格 ¥900+税

植木屋のくまさんは、朝になるとエプロンをかけ、手押し車に植木ばさみとほうきを積み込んで仕事にでかけます。今日は隣のおうちで、庭のお手入れ。仕事が済むとおうちに帰って、昼ごはんを食べたら今度は畑仕事です。くまさんのおだやかな1日を描いた絵本です。
* * * * * * *
とある日常を描いたお話ですが、登場するものひとつひとつがみずみずしく、繊細に描かれています。例えば緑のタイヤが付いた、小さな手押し車。くまさんの相棒のようにぴったりとそばにいて、赤くてシンプルなフォルムが目をひきます。私なら何を入れようか?そんな思いもふくらみます。それから隣の奥さんがおやつに持ってきてくれた、ビスケットとレモネード!この絵本で初めて「レモネード」と出会った子どもたちは、どんなにおいなんだろう?すっぱいのかな、あまいのかな、なんて思いを巡らすかもしれません。ちょっぴり異国のにおいを感じるのも、この絵本の魅力です。
私は、変わらない平凡な毎日の中にある、おだやかであたたかい時間が好きです。このシリーズは『うえきやのくまさん』の他に『せきたんやのくまさん』、『ぱんやのくまさん』、『ゆうびんやのくまさん』(以上全て福音館書店)、『ぼくじょうのくまさん』(童話館出版)がありますが、どの絵本にもおだやかな時間が流れていて、くまさんが変わらない毎日を丁寧に生きているのが分かって、嬉しい気持ちになります。

うどんのうーやん

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『うどんのうーやん』
作 岡田よしたか 出版社 ブロンズ新社 発行日 2012年8月25日 価格 ¥980+税

うどん屋さんに出前の注文が入りました。ところが人手不足のため、うどんのうーやん自分で行かなあかんのです。麺も伸びたらいかんしダッシュで進みますが、途中で痩せた猫にうどんを分けてあげたり、減った麺をそうめんでごまかしたり、うめぼしばあさんをおつゆに浸からせてあげたりと、忙しいうーやん。果たして無事にお客さまのもとへうどんを届けることができるのでしょうか・・・!?
* * * * * * *
猫にうどんをあげたばっかりに中身が半分になってしまって、“これは、いかん。”って、うーやんそりゃあかんやろ~!出前頼まれてんのちゃうんかいな~!と、突っ込みどころ満載です。舟が壊れてこまっているたこやきの兄弟に“それやったら こっち はいったら どうです?”と言い(ふやけたりせえへんのかな)、弁当箱がいっぱいや言うて入れてもらえへんエビフライやミニトマトに“まあ ええわ。おきゃくさんも よろこぶやろ。よっしゃ はいり!”とええ顔をし(私ならうどんにエビフライはちょっと)、おまけに江州音頭や河内音頭まで歌い出し、もうはちゃめちゃです。最高です。 『ちくわのわーさん』に続く第2弾で、そのあと第3弾として『こんぶのぶーさん』が出版されています。3作すべて大阪弁なので大阪人にとっては読みやすく、さらっと読もうとしても、ついつい熱が入ってしまいます(笑)。

うーやんは擬人化されていないのに表情が感じられて、人情味もたっぷり(うどんやけど)。誰構わずおつゆに入れてあげるところも男前です。
と思えば、ぶらんこに乗ったりもするんやね。かわいいうーやんです。

はじめのいっぽ

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『はじめのいっぽ』
詩 新沢としひこ 絵 あべ弘士 出版社 アスク・ミュージック 発行日 2013年7月25日 価格 ¥1,500+税

“ちいさな とりが うたっているよ ぼくらに あさが おとずれたよと”(本文より)
* * * * * * *
新沢としひこさん作詞、中川ひろたかさん作曲の『はじめのいっぽ』が、あべ弘士さんの絵によって昨年絵本になりました。アスク・ミュージックさんから出版されている「スケッチブック絵本」というシリーズで、これが4作目。これまでに出版されたものもすべて新沢としひこさん作詞、中川ひろたかさん作曲の歌に、あべ弘士さんが絵を描かれています。
スケッチブック絵本シリーズ1『にじ』 スケッチブック絵本シリーズ2『だれかがほしをみていた』 スケッチブック絵本シリーズ3『ともだちになるために』

どれも、幼稚園や保育園、小学校などで歌われることが多い歌なので、なじみのある子どもたちも多いかもしれません。絵本には短めのリボンがついていて、名前の通りスケッチブックのようなたたずまい。歌詞がそのまま絵本になっていて、最後には楽譜が載っています。 歌いながら読むのももちろん楽しいけれど、できれば最初は、しっかりと言葉や絵を味わってもらいたい。背中を押されるような、気持ちがしゃんとなる言葉に、生命力あふれる力強くて美しい絵が印象的です。

ささやかな展示スペースができました。

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昨夜、棚を2本作りました。 先日店内の模様替えをしてから、壁がすっかりのっぺらぼうだったので。

思ったより横幅があるので、たくさん並べられて嬉しいです。 ひいてみるとこんな感じです。

上まで棚を付けてもいいのだけれど、せっかくできたスペースなので、ささやかな展示スペースとしていろいろな方にご使用いただけたらいいなと思っています。(横幅180㎝くらいのスペースです。) 余っていたピクチャーレールもあったので取り付けました。
絵でも、手作りのお洋服や小物でも、ジャンルは問いません。 もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡いただければ幸いです。
tel 06-6868-9382 mail pienisilta@gmail.com

ねこがいっぱい

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『ねこがいっぱい』
作 グレース・スカール 訳 やぶきみちこ 出版社 福音館書店 発行日 1986年9月30日 価格 ¥700+税

新入荷

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オーガニックコットンのタオルやガラガラ、 白木の歯がためが入荷しました。

おすすめはなんと言ってもくじらのタオル!私も使っています。 裏面の下半分がポケットになっていて、そこに哺乳瓶やペットボトルを入れて、付いているゴムでくるっと包めるようになっています。これからの季節は保冷剤を入れてもいいですね。よく見るとくじらのお腹のところが刺繍になっていて、それもすごく素敵です。
ガラガラは、プレゼントにもおすすめです。 手つなぎのくまさんとうさぎさん(手がマジックテープになっているもの)や、きりんのガラガラは以前から取扱いがございましたが、このタイプのガラガラは初めての入荷です。中の鈴はさびないよう、プラスチック製。あどけない表情がとっても愛らしい。
最後は、はとの形をした歯がため。 子どもの手に握りやすく、白木なので赤ちゃんがなめたり噛んだりしても安心です。ゆるやかな曲線がきれいでうっとりします。大きくなって遊ばなくなったら、ヒモを付けてモビールとして飾ってもいいかも。


くじらマルチタオル ¥1,500+税 うさぎガラガラ ¥1,300+税 くまガラガラ ¥1,300+税 すべてアバンティ(日本製)
歯がため はと ¥1,500+税 ドライブラッター社(ドイツ製)

ラチとらいおんマスキングテープ

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絵本『ラチとらいおん』のマスキングテープが入荷しました。

よわむしの少年ラチのもとに現れたのは、小さな赤いらいおん。この絵本では、体だけでなく心も少しずつ強くたくましく成長していくラチの姿が描かれています。
このマスキングテープは、そんなラチとらいおんが、強くなるためのたいそうをする様子が描かれています。でんぐりがえりをしたり、逆立ちをしたり、とってもかわいいです。
価格 ¥300+税


『ラチとらいおん』
作 マレーク・べロ二カ 訳 とくながやすもと 出版社 福音館書店 発行日 1965年7月14日 価格 ¥1,100+税

小さなバイキングビッケ

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『小さなバイキングビッケ』
作 ルーネル・ヨンソン 絵 エーヴェット・カールソン 訳 石渡利康 出版社 評論社 発行日 2011年9月30日 価格 ¥1,400+税

ビッケのお父さん、ハルバルはバイキング。たくましい体つきで力も強く、フラーケ地方の族長をしています。一方息子のビッケは小さくて臆病者。オオカミと戦うフラーケの少年たちとは違い、いつも力ではなく知恵で戦っていました。 そんなビッケでしたが、あるときのこと、ハルバルや仲間たちとともにバイキング遠征に行くことになって・・・?
* * * * * * *
今から千年ほど昔、スウェーデンの海岸に住んでいたという“バイキング”。男たちは船で遠征しては町をおそい、人々から恐れられていたといいます。けれどそんな彼らにまじって、頭を使って活躍するのが小さなバイキング、ビッケです。無鉄砲ではちゃめちゃだけれど勇敢なハルバルと、弱虫だけれどかしこくて、知恵でみんなを助けるビッケ。とっても素敵な親子と、個性的でゆかいな仲間たち。ビッケがなにかひらめくときには火花が散ったり(これはハルバルにしか見えない)、海峡税を取るデンマーク人に財宝が少ないふりをするため悲しい顔をする練習をしたり(できない人には顔に袋をかぶせる徹底ぶり!)と、そのユーモアに思わず笑ってしまう場面も。 本を読み進めれば、まるで同じ船にのっているかのような気分になります。中嶋香織さんの装丁もすてきです。気になった方は、本のカバーをぺらっとめくってみてくださいね。

あのとき、この本

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『あのとき、この本』
編 「この絵本が好き!」編集部 漫画 こうの史代 出版社 平凡社 発行日 2014年3月20日 価格 ¥1,200+税

“こどものころ、どんな絵本を読んできましたか? ぼろぼろになるまで、くりかえし読んだ一冊はありますか? いつもいつも、そばにいてくれた一冊はありますか?”(本文より)
* * * * * * *
みなさんは、いかがでしょうか。

私自身のことを思い返せば、迷わず思い浮かぶのが『ぐるんぱのようちえん(西内ミナミ作、堀内誠一絵、福音館書店)』です。
主人公は、ひとりぼっちで泣いてばかりいた大きなぞうの“ぐるんぱ”。
やっとのことで働きに出るものの、行く先々で大きなものばかり作ってしまって、どこへ行ってもうまくいきません。ところが、ひょんなことからぐるんぱは、大きく作りすぎたお皿や靴やピアノを使い、子どもたちのために幼稚園を開くことになります。

それがとても楽しそうで、幼い私は、いつもわくわくしながら夢をふくらませていました。
この絵本は祖父母の家にあって、遊びに行くたび祖母によんでよんでとせがんでいました。他にも絵本があったのかもしれませんが、今でも祖母との間に思い浮かぶのはこの絵本だけ。
それだけ私のなかでかけがえのない、大切な絵本でした。
大人になってこの絵本を読み返すと、今度はぐるんぱに自分の姿を重ね合わせるようになりました。
今まで経験した挫折や失敗も、いつかぐるんぱのように、最後にはそれも意味があったんだと思えるような、そんな生き方をしたいなぁ、なんて思ったりして。
本書は、月刊『こどものとも0.1.2.(福音館書店)』の折り込みふろく(2007年4月~2013年3月)で連載されていたコーナーをまとめたもので、絵本作家や翻訳家、ミュージシャンなど71人の方々が、それぞれとっておきの1冊をご紹介されています。

あなたの1冊は何ですか?このブログを読んでくださっているみなさんとも、そんな話をゆっくり語り合えたら嬉しいです。

第7回絵本のおはなし会 読んだ絵本

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5月17日(土)、7回目となる絵本のおはなし会を開催しました。


読んだ絵本は以下の通りです。
小さい子(10:30~11:00前くらい) ・じゃじゃあびりびり(まついのりこ作、偕成社) ・ピリンポリン(西巻かな作、福音館書店) ・いぬがいっぱい(グレース・スカール作、やぶきみちこ訳、福音館書店) ・いいおかお(松谷みよ子文、瀬川康男絵、童心社) ・おててがでたよ(林明子作、福音館書店) ・はねはねはねちゃん(なかがわりえこ文、やまわきゆりこ絵、福音館書店)
大きい子(11:30~12:00くらい)
・あおくんときいろちゃん(レオ・レオー二作、藤田圭雄訳、至光社) ・いつもちこくのおとこのこ―ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー(ジョン・バーニンガム作、たにかわしゅんたろう訳、あかね書房) ・キャベツくん(長新太作、文研出版) ・とらっくとらっくとらっく(渡辺茂男作、山本忠敬絵、福音館書店) ・かばくん(岸田衿子作、中谷千代子絵、福音館書店)
来月も第3土曜日、6月21日(土)に開催予定です。(時間も今回と同じです) 初めての方でも(もちろんお父さんでも、おじいちゃんおばあちゃんでも、どなたでも!)、どうぞお気軽にご参加いただけたら嬉しいです。
来月は、雨の日だって楽しくなるような、この季節にぴったりの絵本をご紹介できたらいいなと思っています。 どうぞお楽しみに!

チムとゆうかんなせんちょうさん

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『チムとゆうかんなせんちょうさん』

作 エドワード・アーディゾー二 訳 瀬田貞二 出版社 福音館書店 発行日 1963年6月1日 価格 ¥1,300+税

海岸の家に住んでいたチムは、
船乗りになりたくてたまりません。

ある日のこと、
昔船乗りだった近くのおじさんが、
沖にとまっている汽船へ向かうと言いました。

そのボートに、
いっしょに乗せてもらうことになったチム。

ところが汽船に着いたあと、
チムはおじさんに気が付かれないよう汽船に身を隠します。

おまけにおじさんといったら、
チムを置きっぱなしにして帰ってしまったのです!
船員に見つかったチムは、
船長の命令で働くことになりましたが・・・?
* * * * * * *
ずっと海に出たくてたまらなかったチム。
沖へ出ることになってわくわくする気持ちや、船乗りの仕事を少しずつこなして楽しくなっていく気持ち、海が荒れてハラハラする気持ち・・・短いお話ですが、大きく心動く幼いチムの気持ちが手に取るように感じられます。

大荒れの海のなか船長のたくましい言葉を聞き、“チムは なみだを ふいて、もう びくびくするものかと おもいました。この せんちょうと いっしょなら、うみの もくずと なろうとも、かまわない”と、思ったチム。

幼いチムと船長との間には、深くあたたかな、信頼し合う心を感じます。もちろん最後は危機一髪を逃れ、ハッピーエンド!絵本と読みものとの間の橋渡しにも、ぜひおすすめしたいシリーズです(全11巻)。

せかいのひとびと

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『せかいのひとびと』
絵と文 ピーター・スピアー 訳 松川真弓 出版社 評論社 発行日 1982年1月20日 価格 ¥1,500+税

いま地球にはどのぐらい人がいるか知ってる?そのみんなが手をつないだら、どのくらいの長さ?
地球にはたくさんの人がいるけれど、肌の色や目、鼻、口、髪・・・みんな1人1人違っています。着るものだって、遊ぶことだって、住んでいるところだって。たいていみんな一生懸命働いているけれど、怠けている人もいれば、働きたくても仕事のない人もたくさんいます。お金持ちの人もいれば、貧しい暮らしをしている人たちだって。話す言葉だって書く文字だって、たくさんあります。 世界にはいろいろな人がいること、それぞれに違っていることをリアルに描いた1冊です。
* * * * * * *

世界には、子どもたちが思っているよりももっともっと広い世界があって、もっともっとたくさんの人がいます。時には信じられないようなこともあるかもしれません。なんでこんなことを言うの?、なんでこんなことをするの?、おかしいなと思うことも、きっとこれからたくさんあると思います。「おかしいよ」と言う勇気を持つことも必要です。 けれど一歩立ち止まってみれば、それには理由があるのかもしれない。私たちもまた気付かされ、考えさせられる1冊です。

ブップーバス

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『ブップーバス』

作 とよたかずひこ 出版社 アリス館 発行年月日 2008年2月10日
価格 ¥800+税

母の友 2014年6月号

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『母の友 2014年6月号』 出版社 福音館書店 発行日 2014年6月1日 価格 ¥505+税

今月号の特集は、“それ、本当に「食育」ですか?”。 日本人が米を食べなくなった背景にあったものとは?どうして「パン給食」が続いていたのか。そこからなぜ「ごはん給食」になったのか。子どもを取り巻く食生活について、さまざまな方面から焦点をあてていきます。「食育」という言葉はいたるところで耳にするになり、今やブームのよう。けれど、いったいそれって何のため?ここでは、その本質を探ります。 また、「ぐりとぐら」の誕生50周年を記念して今年2月に行われた、作者中川李枝子さんとアニメーション映画監督の宮崎駿さんの公開対談を収録。“今を生きる子どもと親に伝えたいこと”と題した対談の中では、宮崎駿さんが「別格」だと語り、中川李枝子さんが「先生」と呼ぶ石井桃子さんに関するお話や、中川李枝子さんが手掛けるお話の魅力について、また、お二人から子どもに関わる大人たちに向けたメッセージなどが語られています。
来月号の特集は、“幼年童話に親しむころ”と、生業を通してたくさんの人を育ててきた方に経験と今の思いを聞く新シリーズ“育てる人”。育てる人1回目は、「りんごの木子どもクラブ」代表の柴田愛子さんとのこと。来月号も、どうぞお楽しみに!

ピッツァぼうや

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『ピッツァぼうや』
作 ウィリアム・スタイグ 訳 木坂涼 出版社 らんか社 発行日 2000年3月31日 価格 ¥1,500+税

友だちと外で遊ぼうと思っていたら雨がふってきて、ピートはご機嫌ななめ。そんな息子を見たお父さんは、「そうだ ピートでピッツァをつくったら たのしくなるかもしれないぞ」と思い立ちます。早速お父さんはピートをキッチンテーブルに乗せ、生地(ピートのからだ)をこねはじめました。

* * * * * * *
なんて素敵なお父さん!息子をピザにしてしまうなんて、ユーモアたっぷりです。生地をこねた後の、「つづいて 油を少々・・・・・・、(ほんとうは 水なんだけどネ)」「それから 小麦粉をふりかけて・・・・・・、(ほんとうはベビーパウダーなんだけどネ)」のところが、個人的にはお気に入り。
作者は、『ロバのシルベスターとまほうのこいし(評論社)』でコルデコット賞を受賞した、ウィリアム・スタイグ。映画「シュレック」の原作となった『みにくいシュレック(セーラー出版)』もまた彼の作品です。そんなスタイグの絵本は、皮肉めいていたりユーモアがあったりしてくすっと笑ってしまうお話しが多いのですが、どこかほっと心あたたまるシーンもあり、知らない間に惹きつけられているこもしばしば。
さて、いつか私にも子どもができたら、いっしょにピッツァごっこをやりたいなとひそかに思っています。全国のお父さん、お母さん、大人のみなさん!次に雨が降ったら子どもでピッツァ、いかがでしょうか。

いつもちこくのおとこのこ―ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー

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『いつもちこくのおとこのこ―ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー』

作 ジョン・バーニンガム 訳 たにかわしゅんたろう 出版社 あかね書房 発行月 1988年9月 価格 ¥1,500+税

ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーは、いつも学校に遅刻します。例えばある日は、マンホールからワニが現れてジョンの鞄に噛みつき、手袋をかたっぽ投げつけなければ離してくれなかったから。またある日は、ライオンが茂みから飛び出してズボンに噛みつき、ライオンがいなくなるまで木に登っていなければならなかったから・・・。先生は遅刻の理由をジョンから聞くたび、怒って罰を与えます。 そんなことが続いたある日のことです。学校へ行く途中、なにひとつ起こらなかったので、ジョンは学校に間に合いました。ところが教室に着いてみると・・・?
* * * * * * *
次々とジョンに降りかかる事件は、なんとも奇想天外ではちゃめちゃ。そんな馬鹿な!という感じです。読み進めていくと、どんな結末が待っているのかはらはらとどきどきします。先生はジョンの言うことにまったく聞く耳を持とうとしませんが、ジョンは刃向うでもなく淡々とその罰をこなしていきます。「もう わにの うそは つきません、てぶくろも なくしません。」と居残りをして書かされたことは、絵本の見返しを見るとよく分かりますよ。

ぼくおかあさんのこと・・・

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『ぼくおかあさんのこと・・・』
作 酒井駒子 出版社 文溪堂 発行月 2000年5月 価格 ¥1,500+税

うさぎのぼうやは言います。「ぼく おかあさんのこと・・・ キライ。」 なぜかって言うと、お母さんがねぼすけだから。ドラマばっかり見てマンガ見せてくれないし、すぐ怒るし、それから、それから・・・。ぼうやはお母さんのキライなところを、次々と口にします。とうとう怒ったぼうやは、お母さんの部屋から出て行ってしまいますが・・・?
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ぼうやが悪く言うお母さんの姿が、うさぎなんだけれどとても人間らしくて、本当によくあるお母さんの姿で、なんだかくすっと笑ってしまいます。私は、怒っているぼうやが「ぼくとは ケッコン できないって いうし。」のところがすごく好きです。ぼうやは本気でぷんぷん怒っていますが、お母さんからすればちょっぴりこそばゆいような、嬉しいような。怒っている子どもには申し訳ないけれど、そんな子どもが可笑しかったり愛しく感じたりすることって、度々ありますよね。淡いブルーを基調とした絵や、おもちゃやお菓子が描かれた見返しも、とてもかわいらしい。
いくら憎まれ口をたたいたって、子どもはお母さんが大好き。そんなことを再確認させてくれるお話しです。子どもに読んであげるだけでなく、お母さんが手元に置いておきたくなる1冊かもしれません。

でんしゃがまいります

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『でんしゃがまいります』
作 秋山とも子 出版社 福音館書店 発行日 2014年4月10日 ※月刊「こどものとも」1990年10月1日発行 価格 ¥800+税

駅のホームを舞台に、その1日の様子に密着!朝6時、車から降りた男の人たちが駅の売店へ新聞を運んでくるところから始まり、通勤・通学ラッシュとなってどんどん増えていく乗客たち。駅を利用する人はもちろん、駅員さんをはじめ、売店の人や掃除をする人など、そこで働く人たちの様子まで細やかに描かれた1冊です。(1980年代後半の、東京「新宿駅」の5番線、6番線ホームをモデルにしています。)
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とにかく見応えたっぷりでおもしろい!ページをまたいで共通して登場する人も多く、「あれ、この人さっき・・・」とページを戻って見入ってしまうこともしばしば。何かをなくした人がいれば、それを拾った人が離れたところで描かれていたり、女の子が座席に忘れてしまった絵本が『かばくん』(岸田衿子作、中谷千代子絵、福音館書店)だったり・・・と、本当にたくさんの発見があります。 小さな文字でセリフが書き込まれているのですが、それは絵本に出てくる人たちのうち数十人を取り上げただけ、という感じで、セリフとして取り上げられていない人たちのストーリーも絶えず見え隠れしています。
扉(タイトルページ)から裏表紙にかけて、たびたび登場する1匹の猫も気になります。なんて私みたいな大人はついつい自分が気付いたことを伝えたくなってしまいますが、子どもたちと楽しむ時はぐっと我慢して、彼らの気付きを大事にしてあげたいなと思います。

『ナマケモノのいる森で』『オセアノ号、海へ!』再入荷

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『ナマケモノのいる森で』と『オセアノ号、海へ!』が再入荷しました。

『ナマケモノのいる森で』(写真・下) しかけ アヌック・ボワロベールとルイ・リゴー 文 ソフィー・ストラディ 訳 松田素子 出版社 アノニマ・スタジオ 価格 ¥2,200+税

『オセアノ号、海へ!』(写真・上) 作 アヌック・ボワロベールとルイ・リゴー 訳 松田素子 出版社 アノニマ・スタジオ  価格 ¥2,200+税
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つい最近まで(おそらくこの2冊が出版されるまで)私自身は、しかけ絵本というと大人がアートとして楽しむもの、はたまた豪華な仕掛けで子どもを驚かせるもの、というイメージがありました。そうして子どもたちなら、どうしても触りたくなってしまうしかけ絵本。繊細なため、気が付けばどこかが破れたり無残な姿になっていたりすることもしばしば・・・。私がしかけ絵本をなんとなく敬遠していた訳は、そんな姿になってしまった絵本を見るのはつらいし、お話を楽しむならむしろ平面の方が自由に想像できるのではないかと、平面を立体にする意味が、単に子どもたちを「驚かせる」という意味以外見当たらなかったからかもしれません。
けれど、先に出た『ナマケモノのいる森で』を初めて手に取ったとき、その見方が少し変わりました。恥ずかしながら、こんな風に立体だからこそ伝えられることもあるのだと、初めてそう感じたからです。続いて出版された『オセアノ号、海へ!』もまた、みずみずしい色彩や、ストーリーと仕掛けの絶妙なバランスに驚かされました。平面ではなく上下に分かれた仕掛けだからこそ、上を見て、下を見て、繰り返しその変化や新しい発見を楽しむことができる工夫にもわくわくしました。
しかけ絵本ですので、もちろん丁寧に扱ってもらわなければならないことには変わりありませんが、子どもたちに自信をもって届けていきたいしかけ絵本です。

何はともあれ、そんな風にしかけ絵本を私が純粋に楽しめたのはこの2冊のおかげで、だからこそ大好きな作品です。店頭にはどちらもサンプルの絵本がございます。どうぞ、まずは手に取ってご覧いただければ嬉しいです。

『オセアノ号、海へ!』については以前ブログにてご紹介しました。こちらからどうぞ。

はじめてのおうちカット

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『はじめてのおうちカット』
作 砂原由弥 出版社 アノニマ・スタジオ 発行日 2010年7月16日 価格 ¥1,400+税

本書で出てくる切り方は、「ななめにはさみを入れる」、「まっすぐに切る」、「すきばさみを入れる」の3パターンのみ。難しそうに見えてもこの基本パターンの組み合わせでできる、おうちカットの本です。可愛らしいイラストやおしゃれな写真を交えながら、まずは前髪から分かりやすくその方法を紹介。トップヘアアーティストとして活躍中で、一児の母でもある砂原由弥(すなはらよしみ)さんの手掛ける1冊です。
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それにしてもアノニマ・スタジオさんの本は、手に取るたびあたたかい気持ちがふわっと広がります。エッセイや物語なんかでないハウツー本にしてもそう。本書でも、単に髪を切る方法だけでなく、子どもと楽しくその時間を過ごすためのちょっとしたヒントが綴られています。ひいては、おうちカットの時間に対する愛しい気持ちまで感じられます。 ちなみに、本書の他には『はじめてのスープ』と『はじめてのごはん』(ともに野口真紀著)があります。どれも出産後に会うお友だちへのプレゼントや、1歳になるお誕生日のプレゼントなどにおすすめしたいシリーズです。

ころころにゃーん

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『ころころにゃーん(0.1.2.えほん)』
作 長新太 出版社 福音館書店 発行日 2011年5月15日 ※月刊「こどものとも0.1.2.」2006年4月1日発行 価格 ¥700+税

猫が1匹ごろんと寝転がっていると、その背中の上を「ころころ」と小さな丸いものが転がっています。「ころころころころ」今度は丸がふたつになりました。あれれ、よく見ると小さな耳のようなものが見えます。「にゃーん にゃーん」と丸まった体から顔を覗かせたのは、2匹の子猫でした。さらにもう1匹加わって、おまけにもう1匹加わって、「ころころころころ」。顔を覗かせて「にゃーん にゃーん にゃーん にゃーん」。シンプルな繰り返しが心地よい1冊です。
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本書は、長新太さん(1927年9月24日-2005年6月25日)の遺作となった作品です。彼の数あるナンセンス絵本のなかでも代表的な絵本『ごろごろにゃーん(福音館書店)』を思わせるタイトル。ピンクのペン1本で描かれた絵はとてもシンプルですが、印刷にあたっては大変なご苦労があったよう(本書の印刷を手掛ける凸版印刷さんのサイトGAinfo.にて詳しく紹介されています)。ちょっと驚いたり、くすっと笑ったり。なんだか不思議で、やさしい感じのする絵本です。

レオ・レオ-二 希望の絵本をつくる人

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『レオ・レオ-二 希望の絵本をつくる人』
著 松岡希代子 出版社 美術出版社 発行日 2013年7月15日 価格 ¥1,800+税

2013年、渋谷Bunkamuraのザ・ミュージアムで開催された展示会に合わせて出版された、レオ・レオ二の絵本や創作作品をはじめ、彼の人生について解説する1冊です。著者は、1996年にレオ・レオ二の大規模な展示を開催され、板橋区立美術館副館長の松岡希代子さん。レオ・レオ二がなくなる前の3年間交流を続けられたという松岡さんが、彼の生前の姿やその作品の魅力についてあたたかい視点で綴られています。
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昨日、愛知県の刈谷市美術館にて開催されている、レオ・レオ二の「絵本のしごと」展に行ってきました。レオ・レオ二の作品を見るのは、実は今回で2回目。2010年に京都の美術館「えき」にて開催された「世界の絵本作家展Ⅲ 絵本の世界へ旅しよう」以来でした。と言っても、その展示はさまざまな作家さんの作品が集まったもので(もちろんそれはそれは贅沢で、素晴らしかったのですが!)、今回はレオ・レオ二の作品だけ、それも大好きな『ひとあしひとあし』や『はまべにはいしがいっぱい』、『コーネリアス』などを含めた充実した展示でしたので、本当にわくわくしながら楽しませていただきました。
・・・と、私の日記のようになってしまいましたが、本書はそんなレオ・レオ二の魅力が詰まっていて、彼のことをいっそう好きになるような内容です。もちろん展示を見ていない方にもお楽しみいただける、ファンブックのような1冊になっています。

げんきなマドレーヌ

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『げんきなマドレーヌ』
作 ルドウィッヒ・ベーメルマンス 訳 瀬田貞二 出版社 福音館書店 発行日 1972年11月10日 価格 ¥1,300+税

パリのつたの絡んだ古い屋敷に、12人の女の子が暮らしていました。中でも1番のおちびさんマドレーヌは、怖いもの知らずの元気もの。ところがある晩のこと、マドレーヌが盲腸炎にかかってしまい・・・。
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救急車で運ばれたマドレーヌ、病室にはおもちゃやキャンディー、おまけにマドレーヌのお腹には盲腸の傷!・・・と、子どもたちには何かと珍しい世界で、絵本の中の11人の女の子たちのように、読者の子どもたちもマドレーヌを羨ましくも思うかもしれません(そうして、誇らしげマドレーヌの様子といったら!)。

本書は、マドレーヌシリーズ第1作目の作品で、作者のベーメルマンスは次作『マドレーヌといぬ』でコルデコット賞を受賞しています。
「2れつになって、9じはんに、ふっても、てっても、さんぽに でました。」この台詞は、この『げんきなマドレーヌ』と『マドレーヌといぬ』、『マドレーヌといたずらっこ』などにも共通しています。瀬田さんの言い回しは味わい深く、私もその趣が大好きです。
ところでこの絵本、カバーを取ると裏表紙が表紙と同じ絵になっていて、どちらが表紙か分からなくなります(笑)。原書もそうなのでしょうか。気になるところです。

おおきなかぶ

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『おおきなかぶ(ロシアの昔話)』

再話 A.トルストイ 訳 内田莉莎子訳 画 佐藤忠良 出版社 福音館書店 発行日 1966年6月20日 ※月刊「こどものとも」1962年5月1日発行 価格 ¥800+税

おじいさんが植えたかぶはとてつもなく大きくなって、抜こうと思えど1人では抜けません。そこでおじいさんはおばあさんを呼んできて、おばあさんは孫を呼んできて、うんとこしょどっこいしょ。それでもかぶは抜けなくて、孫は犬を犬は猫を、猫はねずみを呼んできて・・・。
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ロシアの作家トルストイによって書き改められた昔話を、『てぶくろ』や『しずくのぼうけん』などの翻訳を手掛ける内田莉莎子さんによって翻訳された絵本です。あまりにも有名な絵本になったため、内田さんご本人が「ときどき、本当にこの文章を書いたの私かしら?などと思ってみたりします。」とおっしゃるほど(『おじいさんがかぶをうえました 月刊絵本「こどものとも」50年の歩み(福音館店)』より)。 何度も繰り返される「うんとこしょ どっこいしょ」。この言葉は、原文で「ひっぱります」と書かれていたところを内田さんがこう訳されたといいますが、これはこの絵本の大きな魅力のひとつですよね!現にこの絵本を読んだ子どもたちは、例えば重たい荷物を引っ張って運ぶとき、はたまたいもほりのときなど、いろいろな場面でこの言葉を口にしています。 単純明快でシンプルなお話ですが、大きなかぶができたと嬉しそうに親指を立ててポーズをとるおじいさん、かぶを抜こうと必死になって鼻を膨らまる女の子など、じっくり絵を見ると思わずくすっと笑ってしまうような場面も。力強い絵の中にもユーモアがあって、何度も繰り返し楽しみたくなる1冊です。