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もりのパンやさん

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『もりのパンやさん』
文 松谷みよ子 絵 ひらやまえいぞう 出版社 童心社 発行日 2004年10月20日 価格 ¥800+税

森の中に、1軒のパン屋さんがありました。
ある晩、きつねがパン屋のおじさんのもとへ訪ねてきて、「ぼくにも パンを つくらせて」と言いました。ぼくのパンを作りたいの、って。
できあがったのは、きつねのしっぽのような、ふくふくしたフランスパン。

その次の晩はたぬきが、その次の晩はりすがやってきて、思い思いのパンを作ります。

毎晩のお客さまでくたびれたのは、パン屋のおじさん。
ぐっすり寝込んだあと、目を覚ますと・・・?

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私は、平山英三さんの絵が好きです。
有名なのは、クマの親子が表紙の『ぽとんぽとんなんのおと』(神沢利子作、福音館書店刊)でしょうか。
小さなクマと女の子のやりとりが楽しい『いちごつみ』(神沢利子作、童心社刊)もそうですが、平山英三さんの描くクマは、なんともクマらしく、けれど愛嬌もあって、あたたかみもあって、本当に素晴らしい。

そんな平山英三さんが手掛ける絵本の中でも、私が1番好きなのは、月刊「こどものとも年中向き」の『こぐまとりすのさんぽ』(福音館書店刊)です。※残念ながら、現在は販売されていません。
ここに出てくるこぐまも例外ではなく魅力的なのですが、なんと言っても、りすがとにかくかわいい!

だから、この『もりのパンやさん』に出てくるりすもまた、私は大好きで。
童心社さんのホームページ「松谷みよ子あかちゃんのおいしい本」のページにその絵が掲載されているので、良かったらご覧になってみてください。ちょこんと被ったコック帽がとても素敵ですよ。

のびやかな動きや、やさしいタッチの色付けが、とても良いなあと思います。

話がすっかり本題からずれてしまいましたが、松谷みよ子さんの文章はやっぱりきれいだし、『もりのパンやさん』で作られたパンは、どれも本当においしそう。

私なら、どんなパンを作ろうかなって、つい思いをふくらませてしまいます。

『くらべっこしましょ!』ワークショップ

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絵本『くらべっこしましょ!』描きおろし作品展最終日に、
絵本の絵を描かれた松田奈那子さんによるワークショップ開催が決定いたしました!

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松田奈那子さん
『くらべっこしましょ!』ワークショップ
わりぴんでうごくどうぶつをつくろう!


※鳥さんかライオンさん、どちらかひとつを作ります。(年齢別)

日時
10月4日(土)
①15:30〜16:00
鳥さん(未就学のお子さまと保護者さま)2組 
②16:00〜16:30
鳥さん(未就学のお子さまと保護者さま)2組 
③16:30〜17:00
ライオンさん(年長さんから小学生)4名 
※おかげさまで、すべて満席となりました。ありがとうございます!

場所 当店
(大阪府豊中市熊野町4-1-8)
アクセスは【こちら】からどうぞ。

対象
・当店にて『くらべっこしましょ!』をご購入いただいたお客さま
・3歳以上(すべて保護者同伴)

お申し込み
お電話またはメールにてご連絡ください。(先着順)

06-6868-9382
pienisilta@gmail.com

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松田さんのご厚意で、この貴重な機会を設けられることとなりました。
みなさまに楽しんでいただけたら、すごくすごく嬉しいです。

お申し込み、お待ちいたしております!

当日は、松田奈那子さんによる絵本のサイン会を開催いたしております。
詳しくは【こちら】をご覧ください。

おひさまがいっぱい

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『おひさまがいっぱい』
詩 与田準一 絵 堀内誠一 出版社 童心社 発行日 1975年10月25日 価格 ¥1,000+税

おひさまが いっぱいで こんなに すばらしいのに ね。
(本文より)
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りんごのき

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『りんごのき』
作 エドアルド・ペチシカ 絵 ヘレナ・ズマトリーコバー 訳 うちだりさこ 出版社 福音館書店 発行日 1972年3月10日 ※原書『O jabloňce』1954年発行(チェコ) 価格 ¥800+税

マルチンという、小さな男の子がいました。ある雪の日、マルチンが窓の外を覗いていると、1本のりんごの木が目につきました。
りんごの木をうさぎがかじれば、お父さんが木に金網を巻きつけてくれました。
りんごの木の花にミツバチが集まって心配になったときは、お母さんが「みつばちは おいしい りんごが なるように おてつだいしてるの」と、教えてくれました。

春が過ぎ、夏がきて、秋になって・・・。
りんごの木の1年を描いたおはなしです。

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窓から見えるところにある木なのだから、突然現れたものではないはずだけれど、マルチンが少し大きくなって(3、4歳くらいでしょうか)、まわりに興味を持ち始めたから、きっとこの木に目がとまったのかな、と思います。
マルチンが初めてこの木を見つけたときは、葉っぱが1枚もついていなくて、まるで棒のようだったりんごの木。けれど、季節の移り変わりとともに、葉っぱを茂らせ、花を咲かせ、実をつける様子は本当に豊かで、とても朗らかな気持ちになります。

収穫の喜びにも満ちあふれていて、育てるっていいなぁと思う1冊です。

表紙の、いちごミルクみたいなピンク色もとってもきれい。りんごのようなほっぺをしたマルチンも、本当にかわいいです。

※同じマルチンのシリーズに、『マルチンとナイフ』(福音館書店刊)があります。

第4回 絵本の読書会

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日にち 10月18日(土)
時 間 19:00~20:30くらい
場 所 当店

対 象 絵本に詳しくなくても、もちろん大丈夫です。どなたでもお気軽にご参加ください。

参加費 300円

テーマ 秋の絵本

持ち物 絵本1~3冊くらい
※もっとでもいいし、手ぶらでも構いません。
※テーマに添った絵本でなくても大丈夫です。

予定
・簡単な自己紹介
・持ち寄った絵本の紹介

お申込み方法
店頭にお越しいただくか、お電話またはメールにてお申し込みください。(先着順)

pieni silta
大阪府豊中市熊野町4-1-8(阪急バス「熊野町西」停留所前)
アクセスは【こちら】からどうぞ。
tel 06-6868-9382
mail pienisilta@gmail.com



ピエニシルタの読書会

当店の読書会ルールは、持ち寄る本が“絵本”ということ。

じゃあ、子どものための読みものは?図鑑は?なんてことになるとややこしいので、それも含めて“子どもの本”ならどんな本でも構いません。

ピエニシルタの読書会では、それぞれが持ち寄った絵本を、みんなで共有し合います。
小さな絵本屋ののんびりとした読書会ですが、新しい絵本や、新しい視点に出会えるかもしれません。
そんなひとときを、ぜひいっしょに過ごしませんか?

日々の慌ただしさも忘れて、みなさんにほっとひといきついていただけるような、おだやかな会になればいいなと思っています。

※遠方からお越しの場合など、アクセスについてご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

はしれ、トト!

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『はしれ、トト!』
作 チョ ウンヨン 訳 ひろまつゆきこ 出版社 文化出版局 発行日 2013年7月7日 ※原書『La COURSE』2010年発行(フランス) 価格 ¥1,800+税

馬のぬいぐるみの「トト」は、“わたし”のお気に入り。けれど、その女の子は、まだ本物の馬を見たことがありませんでした。
ある日、おじいちゃんが、女の子を競馬場に連れていってくれることになりました。

競馬場に着くと、たくさんの人がいました。そこへ、馬と、騎手たちも入場してきました。
すると女の子は、その馬の中に、トトそっくりの馬がいることに気が付きました。
――「トト、がんばって!」

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2011年のブラティスラヴァ世界絵本原画展で、グランプリを受賞した作品です。この年は、いまいあやのさんの『くつやのねこ』(BL出版刊)が「子ども審査員賞」に、2013年には、きくちちきさんの『しろねこくろねこ』(学研教育出版刊)と、はいじまのぶひこさんの『きこえる?』(福音館書店刊)が「金のりんご賞」に選ばれています(これって、とっても嬉しいことです!)。

話がそれてしまいましたが、この『はしれ、トト!』は、とても力のある絵本です。土のにおいだとか、人の熱気だとか、そういうものがわあっと読み手に迫ってくるような感覚がすごくおもしろいし、表紙にもなっているレースの場面では、一転して気持ちの良い風が吹き抜ける感じがします。
これがまたすごく爽快で、とってもいいなぁと思います。



ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)について
1967年設立。スロバキアの首都ブラティスラヴァで1年おきに開催されている、絵本原画の展示会です。
「グランプリ」が1点、「金のリンゴ賞」が5点選ばれるほか、「子ども審査員賞」などの特別賞も選ばれます。国際的な賞としては、世界で最も古いコンクールです。

時計つくりのジョニ―

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『時計つくりのジョニー』
作 エドワード・アーディゾー二 訳 あべきみこ 出版社 こぐま社 発行日 1998年7月1日 ※原書『JOHNNY THE CLOCKMAKER』1960年発行(イギリス) 価格 ¥1,300+税

手先がとても器用な、ジョニーという小さな男の子がいました。彼は、ものをつくるのが上手で、ある日大時計を作ろうと決心しました。けれど、ジョニーのお母さんやお父さん、学校の先生まで、「つくれっこないでしょ。」とか「おばかさんね」と言って、相手にしてくれません。
それでもジョニーは、ひとりで木を切り、組み立て、作業を続けました。それを応援してくれたのは、同じ学校のスザンナと、かじやのジョーさん、ただ2人でした――。

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ジョニーには、とびきりお気に入りの本が3冊あって、中でも『大時計のつくりかた』という本が1番のお気に入りでした。そして、その本をいつものように広げていた時、大時計を作ろうと思い立ったのです。
本文ではその時のことを、“こんな いいことを おもいついたので、ジョニーはもう うれしくてうれしくて、階段をかけおりて、お母さんのところに とんでいきました。”とあります。挿絵には、両脇をしめて、握りこぶしを胸の高さまで上げて、弾むようにお母さんのところへ掛けていくジョニーの様子が描かれていて、その嬉しくってたまらない!という気持ちが伝わってきます。
それなのにまったく、大人ときたら!

けれど、大人になんと言われようと、ジョニーは最後まで諦めませんでした。そのたくましいこと、りっぱなこと。
唯一ジョニーを励ましてくれた、スザンナとジョーさんの存在も大きかったでしょう。

どれだけ強い思いがあっても、誰1人として信じてくれなかったら、心細くもなるはず。反対に、自分のことを信じてくれる人が1人でもいたら、それが何よりも力になるのだから。

※漢字表記がありますが、すべての漢字にルビがふってあります。(挿絵の中の書き文字は除く)

おちゃのじかんにきたとら

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『おちゃのじかんにきたとら』
作 ジュディス・カー 訳 晴海耕平 出版社 童話館出版 発行日 1994年9月15日 ※原書『The Tiger who came to tea』1968年発行(イギリス) 価格 ¥1,400+税

ソフィーとお母さんがお茶の時間を始めようとしていると、玄関のベルが鳴ってトラがやってきました。とてもお腹が空いていると言ってお茶の時間に加わったトラは、入るなり、サンドイッチを食べるやらパンを食べるやら。
おまけに作りかけの夕ご飯も、冷蔵庫の中のものも、何もかも全部食べてしまって・・・。

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突然トラがやってきて、お茶の時間をご一緒させてほしい、だなんて、びっくりしますよね。
それなのに、ソフィーもお母さんも、驚いたり怖がったりする素振りなんて一切見せません。それどころか、ソフィーなんて、終始ずっと嬉しそうな顔をしています。
その表情を見ていると、なんとも朗らかな気持ちになって、突拍子もないお話なんだけれど、のどかな感じさえして。
ソフィーやお母さんのおしゃれなお洋服だとか、かわいい柄のティーセットにも、うっとりしてしまいます。

ところで私がひとつ気になるのは、トラが帰ったあと、夜の歩道に立ち止まる、縞模様のトラ猫です。まさか・・・ね?

松田奈那子さんサイン会のお知らせ

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なんと!!なんと!!! (『かしこいビル』風に・・・)
現在開催中の、絵本『くらべっこしましょ!』描きおろし作品展最終日に、 松田奈那子さんがご来店くださることになりました!
サイン会、開催決定です!
パチパチパチパチパチ・・・

詳細は、下記の通りです。
のんびり開催いたしておりますので、 お気軽にお立ち寄りいただけたら嬉しいです。
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松田奈那子さんサイン会
日にち 2014年10月4日(土)
時 間 15:30~18:00 随時受付 ※ただし、15:30~17:00はワークショップ開催中につき、少々お待ちいただく場合がございます。お時間がございましたら、17:00以降にご来店いただけると幸いです。
場 所 pieni silta
住 所 大阪府豊中市熊野町4-1-8  アクセスは【こちら
※申し込み不要です。
サイン対象絵本 ・『くらべっこしましょ!』(石津ちひろ文、松田奈那子絵、白泉社刊) ・『ちょうちょ』(江國香織文、松田奈那子絵、白泉社刊)
当日、絵本をお持ちのうえご来店ください。 当日も店頭にて販売いたしておりますので、 その場でのご購入も可能です。 ※余裕をもってご用意いたしておりますが、 絵本がなくなり次第終了となります。 (絵本のお取り置きもいたします。 ご希望の方は、お早めにご連絡いただけると助かります。)
絵本のお取り置き、サイン会についてのお問い合わせは、 pieni silta(06-6868-9382)までお願いいたします。
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サイン入りの絵本は、 ご出産のお祝いや、お誕生日プレゼントなど、 贈りものにもおすすめです。
サイン後のラッピングも、無料で承っております。 ご希望であれば、お気軽にお声掛けください。 ※場合によっては、少しお待ちいただくか、 10/6(月)以降のお渡しとなる可能性がございます。 恐れ入りますが、ご了承くださいませ。
描きおろし作品展、関連の催しについては【こちら】からどうぞ。

パンやのくまさん

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『パンやのくまさん』
作 フィービとセルビ・ウォージントン 訳 まさきるりこ 出版社 福音館書店 発行日 1987年5月30日 価格 ¥900+税

パン屋のくまさんは、早起きです。かまどが熱くなるのを待ちながら朝一番のお茶を飲むと、パン生地作りを始めます。
それからパイやケーキも作って、全部ほかほかに焼きあがると、半分を店に並べ、半分は車に積んで、外へ売りに出掛けました。
店に返ると、今度はお店番です。パンが全部売れると店を閉めて、晩御飯を食べて、それからお金を数えて・・・。
パン屋のくまさんの、ある1日を描いたお話です。

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以前にご紹介した『うえきやのくまさん』と同じ、働く「くまさん」を描いたシリーズの1冊です。
くまさんの作るパンやケーキはとってもおいしそうだし、ショーウインドウのついた店の佇まいや、販売用の黄色いワンボックスカーは、とっても魅力的です。

ところで良く見ると、店内には掲示板があって「ダンス・パーティー」のお知らせや、「自転車ゆずります」の掲示が貼ってあることに気が付きます。
本文中にも「きんじょのひとたち」は「くまさんのみせに くるのが だいすきです。」と書かれていますし、このパン屋さんが、この町に根付いていて、とても愛されていることがよく分かります。

1日の流れを描いたシンプルなストーリーですが、とても味わい深い1冊です。

とんとんとんだれですか

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『とんとんとんだれですか』
作 はやしますみ 装幀 羽島一希 出版社 岩崎書店 発行日 2012年1月31日 価格 ¥1,300+税

何かが起こりそうな、ある夜のこと。

「とんとんとん・・・」と、ドアをノックする音が聞こえました。ドアに映る影を見ると、角があって、大きな耳があって、トゲトゲの金棒を持っているような・・・
と思ったら。がちゃりと扉を開けて、さるくんと、くまくんと、はりねずみくんが、楽器を持って入ってきました。
あーよかった。影だけ見たら、まるで鬼さんだったのにね。

そのあとも、次々とノックが続き、ドアに映る影からは予想もつかないような動物が、それぞれに楽器を持って入ってきます。

みんな集まって、いったい何が始まるのかな?

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当店では、毎月第3土曜日の午前中に、絵本のおはなし会を開催しています。今日はちょうどその日で、大きい子(3歳くらいから)の時間に、前から読みたかったこの絵本を読みました。

お話を進めながら、「なんの動物かな?」とあてっこをしながら楽しめる絵本ですが、このあてっこが実はかなり高度なんです。頭をひとひねり、ふたりねりしても、なかなか当てられないくらい難しい。
でも、ここがこの絵本のおもしろいところでもあります。影を見て、ぱっと想像がつくものとはまったく違うものが、扉を開けて現れる。分かってはいても、子どもたちはやっぱり一目見たイメージで答えてしまうので、見事に裏切られる。その驚きがおもしろかったようで、「えー!」とか「 ○○ やと思ったのにー!」なんて言いながら、みんなでたっぷり楽しみました。

読み終わったあとは、もう一度はじめからパラパラめくって(私は子どもたちに「覚えてる?」なんていじわるを言いながら)、再度チャレンジ。そうすると、お母さんたちより子どもたちの方がよく覚えていて、私たち大人はすっかり感心してしまいました。

なにはともあれ、わくわくするような、素敵な夜のお話です。

たいようオルガン

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『たいようオルガン』
作 荒井良二 出版社 偕成社 発行日 2008年9月 価格 ¥1,400+税

“たいようオルガン たいようオルガン
たいようが オルガンひいて あさがきた
ゾウバスはしる みちせまい みちほそい”

ゾウバスは、太陽が奏でるオルガンの音に耳を澄ましながら、あっちこっちへ走ります。
「のりたいひと てをあげて」と、「どうぞ どうぞ」と、走ります。

畑のそばを通ったり、橋を渡ったり。
いろいろな人を乗せたり降ろしたりしながら、ゾウバスは走ります。

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絵本作家さんやイラストレーターさんを紹介する「Pooka+」シリーズに、『荒井良二 日常じゃあにぃ』(学研教育出版刊)という本があります。荒井良二さんが手掛けてこられた作品や、絵本のラフが掲載されていたり、旅行に行かれた際のスケッチが紹介されていたりして、荒井良二さんの魅力がぎゅっと詰まった1冊です。

この本のインタビューの中で、「自身の絵本の受け手の年齢層について、どのように感じているか」という問いに対して、荒井良二さんが、「子どもの絵を見ててね、“描きたいものを、なんてスレートに描いているんだ!”って思った」と、「そこから自由に描くことの大切さが分かって、随分描きやすくなった」と答えられている箇所がありました。

この『たいようオルガン』を読むと、それがひしひしと伝わります。
荒井良二さんが“描きたいもの”を、荒井さん自身が目いっぱい楽しんで、自由に描かれたというような・・・。だからこそ、何度読んでも楽しくて、縮こまった心が、うーんと背伸びをするような・・・。
うまく言えないけれど、読むとうららかな気分になって、気持ちがすっかりのびのびとするような1冊です。

そうそう、当店やお近くの書店さんで手に取られることがあったら、
ぜひ、カバーをひょいとめくってみてくださいね。

ぞうくんのおおかぜさんぽ

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『ぞうくんのおおかぜさんぽ』
作 なかのひろたか 出版社 福音館書店 発行日 2010年4月15日 ※月刊「こどものとも」2006年4月1日発行 価格 ¥800+税

今日は、おおかぜ。
けれどごきげんなぞうくんは、「どれ どれ、さんぽに でかけよう」と、風が吹く中歩き始めました。
すると、強い風に吹かれて、かばくんが転がってきました。ぞうくんはかばくんを受け止めると、押しながら、いっしょに散歩を続けました。

そこへ、わにくんが転がってきて、今度はかめくんも転がってきて。
それでもぞうくんはみんなを押しながら、散歩を続けようと踏ん張ります。

けれども、あれれ。「おっとっとっと・・・」

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本書は、『ぞうくんのさんぽ』、『ぞうくんのあめふりさんぽ』に続く1冊です。
全3巻のシリーズですが、どれも「きょうは ○○ ぞうくんは ごきげん。」から始まり、最後は「みんな ごきげん。きょうは ○○。」で終わります。( ○○ のところは、「いいてんき」だったり、「あめふり」だったり、「おおかぜ」だったり。)

ところがこのシリーズ、ぞうくんの表情を見ると、“ごきげん”といいながら、楽しくて楽しくて仕方ないという表情ではなくて。
どちらかというと、まったりしているというか、何か考えごとをしているかのような顔をしているのです。でも、そこが良い。
うまく言えませんが、人(ここではゾウだけれど)によっては、こういうごきげんっぷりがあってもいいかなぁなんて思います。

ちなみに、最初の「ぞうくんは ごきげん。」と比べると、最後の「みんな ごきげん。」のところのぞうくんの方が、なんとなくやわらかい表情になっているような気もしたりして。

1人の散歩も良いけれど、誰かといっしょの散歩もまた良いもんだなぁと思う1冊です。

母の友 2014年10月号

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『母の友 2014年10月号』
出版社 福音館書店 発行日 2014年10月1日 価格 ¥505+税

今月号一つ目の特集は、“科学の目をもつということ”。

「科学の目」と言っても、いわゆる「お勉強」だとか、難しい話ではありません。
自然をよく「見る」ということ、想像するということ、子どもは大人の気付かないところでも「科学の目」を持っているということ・・・。

科学的な見方が、子どもたちをどんな風に自由にして、どんな風に楽しませるんだろう。
子どもたちのその目を大切にするために、大人はどう心掛けたら良んだろう。
そんな、ヒントが詰まっています。
個人的には、茂木健一郎さんの「想像すること」についてのお話がすごく良かったです。その視点が面白いと言うか、はっと気付かされた内容でした。

二つ目の特集の“だっこのふしぎ”も、これがまたすごく良かった!

母の友は、いつも本気だ。と、私は新しい号を読む度に思うのだけれど、今回もひしひしとそれが伝わってきました。
抱きぐせがつくだとか、1人で眠れなくなるだとか、そんな「だっこはよくない」という考え方には常々大反対でしたが、ここではそんな考えに対してぼんやりとした(ふわふわとした、あたたかな)言葉ではなく、歴史的にも、文化的にも、科学的にも説明されています。
そのうえで、最終的には“無理のない範囲”で、“楽しく”、というのです。“相手に気持ちが伝わってこそ”だと。
だから母の友は良いのだと、なんだかしみじみ感じた特集でした。

来月号は特別企画として、“こどもに聞かせる一日一話”と題して選りすぐりの作品を紹介。
レポートでは、6月に開催されたとあるイベントで谷川俊太郎さんが語られた、母のこと、「母の友」のことが掲載されるそう。
次号も楽しみです。

くろねこかあさん

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『くろねこかあさん』
作 東君平 出版社 福音館書店 発行日 1990年1月25日 ※月刊「こどものとも年少版」1985年2月1日発行 価格 ¥800+税

11ぴきのねことあほうどり

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『11ぴきのねことあほうどり』
作 馬場のぼる 出版社 こぐま社 発行日 1972年11月10日 価格 ¥1,200+税

かぞくのじかん vol.29 2014年秋号

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『かぞくのじかん vol.29 2014年秋号』
出版社 婦人之友社 発行日 2014年9月5日 価格 ¥759+税

『かぞくのじかん』は、“くらす、そだてる、はたらくを考える”がキャッチフレーズのファミリーマガジンです。

今号の特集は 「お金の不安を解消する5つの知恵」。
時間の使い方や家計簿のつけ方、食費のこと・・・。“お金”と一言で言っても、それに関連するさまざまなことが、家族の暮らしに関わってきます。今回の特集では、目先だけのことにとらわれず、きちんと“お金の不安”と向き合うためのヒントが詰まっています。

特集以外には、「かぞくみんなが使いやすいリビングの棚」と題して、収納のノウハウが紹介されています。“かぞくみんなが”というのがポイントですよね。“きれいな~”とか、“おしゃれな~”ではなく、“使いやすい~”というのも嬉しいところです。

その他、秋の食材を使ったごはんや型ぬきクッキーのレシピ、手縫いでできるがま口の作り方も掲載されています。
「せんたくかあちゃん」や「ばばばあちゃん」シリーズの絵本を手掛ける、さとうわきこさんのインタビューも!

『かぞくのじかん』は、改めて振り返りたくなるような記事も多く、当店ではvol.22からのバックナンバーを常設しています。良かったらご覧になってみてください。

どんぐりかいぎ

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『どんぐりかいぎ』
文 こうやすすむ 絵 片山健 出版社 福音館書店 発行日 1995年9月20日 ※月刊「かがくのとも」1993年10月1日発行 価格 ¥900+税

どんぐりの森では、「なりどし」と呼ばれる どんぐりがたくさんなる年と、「ふなりどし」と呼ばれる どんぐりが少ししかならない年が、1年おきやってきます。
どうしてでしょうか?
これは、絵本『どんぐり』(こうやすすむ作・絵、福音館書店刊)でもお馴染みのこうやすすむさんが、その訳について綴ったお話です。

* * * * * * *
動物たちは、冬の食糧として、森のあちこちに穴を掘っては大好物のどんぐりを隠します。でも、欲張って食べる分よりもたくさんのどんぐりを埋めるので、春になるとそのどんぐりが芽を出し、こどもの木になります。
ところが動物たちが増え続けると、どんぐりは余らなくなって、新しいどんぐりの木が育たなくなります。

どんぐりの木たちは考えます。会議を開いて、どんぐりの木が死に絶えてしまわないようにするには、どうしたら良いのかと。動物たちにどんぐりを埋めてもらって、そのまま食べ残してもらうには、どうしたら良いのかと――。

自然の中で生きていくために、植物や動物が、助け合い、支え合って存在していることが、分かりやすく綴られています。片山健さんの絵も、味わい深く、あたたかみがあってすごく良いです。

20年以上前の絵本ですが、今の時代だからこそ一層立ち止まって、向き合いたい1冊です。

ぴっけやまのおならくらべ

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『ぴっけやまのおならくらべ』
文 かさいまり 絵 村上康成 出版社 ひさかたチャイルド 発行日 2003年6月 価格 ¥1,000+税

むかしむかし、ぴっけやまというやまがありました。
山のみんなはくらべっこが大好きで、毎日「こちょこちょくらべ」とか「おおごえくらべ」とか、いろんなくらべっこをして遊んでいました。

そんなある日のことです。ねずみのおならをきっかけに、みんなで「おならくらべ」をすることになりました――。

* * * * * * *
たくさん出るおなら、でっかい音のおなら、きれいなおなら、臭いおなら・・・
動物たちは、それぞれどんなおならが1番良いか考えます。

おならの練習中には、
「う、うごくと でそう。がまん、がまん。」と、ねずみ。
「だしてみたいけど がまん、がまん。」と、くま。
「あ、でそう。がまん、がまん。」と、つる。

そうやって、みんなぎりぎりのところでがまんしているのに、いたちはひょうひょうとした様子で「あ、でちゃった。しつれい。」なーんて言っています。(でも、飛んでいた鳥が気絶するくらいだから、きっとすごくすごく臭いんだろうなあ・・・)

真剣な動物たちの奮闘ぶりを見ていると、おかしくて、楽しくて。
読んでいるとなんだかこっちまですっきりして、すがすがしい気持ちになる絵本です。

つきがいちばんちかづくよる

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『つきがいちばんちかづくよる』
作 竹下文子 絵 植田真 出版社 岩崎書店 発行日 2014年9月1日 価格 ¥1,300+税

『くらべっこしましょ!』描きおろし作品展 関連の催し①、②、③

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本日より、松田奈那子さんによる、絵本『くらべっこしましょ!』描きおろし作品展が始まりました。

今回の展示は絵本の原画ではなく、松田さんによる描きおろしで、絵本に登場する動物たちのオフショットを描いたような作品展です。 大人の方にはもちろん、子どもたちにも、絵本と絵を見比べて「ああだね、こうだね」とおしゃべりしてもらえるような、とって楽しい展示になりました。
さらに!折角なので、来てくれた子どもたちにはうんと楽しんでもらえるように、小さな催しを3つ用意しました。(※もちろん全て無料です!)
① ぬりえ 松田奈那子さんより、『くらべっこしましょ!』に出てくる動物たちを描いた、とっても素敵なぬりえをご用意いただきました!! 色鉛筆やクレヨンは当店でご用意いたしております。お気軽にお声掛けください。
※できあがったぬりえはお持ち帰りいただけます。


② お絵かき 店内にて好きな動物の絵を描いていただき、作品展の隣の壁に展示する、小さな催しを開催中です。
※描いた絵はこちらで展示させていただきます。
ご希望の方には、作品展終了後、絵をラミネートしてリボンを付け、しおりにしてお返しいたします。(1枚に付き100円)

③ くらべっこしましょ! その名の通り、みんなの背の高さを“くらべっこしましょ!”です。 作品展の隣の壁に、簡易の(そりゃあもう手作り感満載の!)身長計を用意しました。吹き出しにお名前を書いて、お子さんの身長のところにぺたっと貼り付けてください。 フラミンゴと、お友だちと、ぜひくらべっこしてみてくださいね。


どの催しも、随時受付中です。お気軽にお声掛けくださいませ。


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絵本『くらべっこしましょ!』描きおろし作品展
会場 pieni silta 住所 大阪府豊中市熊野町4-1-8 期間 9/8(月)~10/4(土) 会期中休業日 9/14(日)、15(祝・月)、21(日)、27(土)、28(日)
お問い合わせはpieni silta(06-6868-9382)までお願いいたします。

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おつきさまこんばんは

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『おつきさまこんばんは』
作 林明子 出版社 福音館書店 発行日 1986年6月20日 価格 ¥700+税

バルバルさん

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『バルバルさん』
文 乾栄里子 絵 西村敏雄 出版社 福音館書店 発行日 2008年3月15日 ※月刊「こどものとも年中向き」2003年1月1日発行 価格 ¥800+税

バルバルさんの床屋に、ある朝ライオンがやってきました。たてがみがすっかり絡まってしまって、困っているのだそう。
そこでバルバルさんは、丁寧に短く切ると、最後にブラシでとかしました。ライオンはお礼を言うと、満足げに帰っていきました。
バルバルさんの床屋には、その後もワニにヒツジに・・・と、次々に動物がやってきます。
なんとも、変わったお客さんばかりの1日。でも、それには訳がありました――。

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町の外れにある、青い屋根の小さな床屋さん。
そう聞いただけで、なんだかとっても素敵なのに、そこにはなんと動物たちまで髪を切りに――いいえ、“毛を刈りに”と言った方が良いのか、はたまた、カツラを合わせにやってくる動物もいるのだけれど、とにかくいろいろな訳があって――やってくるのだから、わくわくせずにはいられません。

次はどんな動物が、青い扉を開けてやってくるのかな?
バルバルさんは、この動物をいったいどんな風に仕上げるんだろう。

ページをめくるたびにそんな期待がふくらみます。

誰がやってきても、「どうぞ こちらへ」と快く迎え入れるバルバルさんの姿勢にも、あっぱれです。
このお話を読んで、床屋さんになりたい!って言う子ども、きっといるだろうなあ~。

くらべっこしましょ!

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『くらべっこしましょ!』
文 石津ちひろ 絵 松田奈那子 出版社 白泉社 発行日 2014年9月10日 価格 ¥920+税

だんごむしさん みじかい
あおむしさん ながい
でもね、あおむしさんがへびさんの隣に並んだら?
長かったはずのあおむしさんは短く見えるし、へびさんの方がうんと長い!

くらべっこって、なんだかふしぎ。
歩く速さだったり、背の高さだったり、体の大きさだったり・・・
みんな違う。それが嬉しくて、楽しい。

MOE絵本グランプリを受賞し、『ちょうちょ』(江國香織文、松田奈那子絵、白泉社)で絵本デビューされた松田奈那子さんの、2冊目となる絵本です。

※縦と横に広がる、しかけ付き。

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昨日届いたばかりのこの新刊を、早く子どもたちと楽しみたいなぁと思っていたら、早速小さなお客さん(3歳・男の子)が「よんで、よんでー」と、この絵本を私のところへ持ってきてくれました。

男の子のお母さんが店内をご覧くださっている間に、さっそくこの『くらべっこしましょ!』を読み始めました。
男の子は、この絵本の「ながーい」とか「たかーい」とか、そんなところが気にいってくれたようで、何度も一緒に声を揃えて楽しみました。

そのあとのこと。
お母さんがそばへ戻ってくると、男の子はお母さんを見上げながらとっても嬉しそうな顔で、「おかあさん、おおきーい!」と言いました。
するとすぐさまお母さんは、「○○くんは?」と聞きました。(狭い店内なので、別の場所にいても絵本の話は聞こえていたようです。)
そこで男の子はしゃがみこむと、まあるく縮こまって「ちいさーい!」と。

そのやりとりが、とっても微笑ましくて、可愛くて。

そのあとも、お母さんがさらにしゃがみこんで「お母さんも、ちいさーい!」と言ったり、逆に男の子が両手を広げて背伸びをして「おおき―――――い!」と言ったりしていて、その様子を見ているとなんだかほっこりしてしまいました。

体が大きいこと、小さいこと。歩くのが早いこと、遅いこと・・・。動物たちがみんなそれぞれ違っているように、子どもたちもみんな1人1人違っています。

今日遊びにきてくれたお母さんと男の子が、その違いを楽しんでいたように、子どもたちも、そして大人たちも、それぞれの違いを嬉しく感じたり、違うことを楽しめたら素敵だなぁと思います。

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はははのはなし

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『はははのはなし』
作 加古里子 出版社 福音館書店 発行日 1972年3月1日 ※月刊「かがくのとも」1970年6月1日発行 価格 ¥900+税

前歯や奥歯の役割とは?
どうして、虫歯になるの?
虫歯にならないためにはどうしたらいいの?
歯がないと、どうなるの?

人間にとって、歯は無くてはならない大切なもの。
そんな「歯」について、加古さんらしい朗らかな楽しさで、分かりやすく描いた1冊です。

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“ははは はっはっはっはっは
あはは あっはっはっはっは

みんな おもしろそうに
わらっています。”

そんな書き出しからはじまる、ゆかいな絵本です。
何がそんなにおかしくて、何がそんなにおもしろいのか分からないけれど(どうやらそれは問題じゃないみたい)、とにかく一人だけ泣いている子がいて、その子が虫歯だらけだった!
なんてところから、お話は広がっていきます。

じょうぶな歯を作るには、ただ甘いものを食べなければ良いという訳ではなくて、いろいろな秘訣があることも紹介されています。

最後のページは、
は は は は は は は は・・・・
という風に、子どもの歯の数と大人の歯の数の分だけ、平仮名の「は」が並んでいて、このページを読んでいるとなんだか笑えてきます。

歯磨き嫌いな子どもたちには、同じく加古里子さんの『むしばミュータンスのぼうけん』(童心社刊)も、おすすめの1冊です。

おててがでたよ

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『おててがでたよ』
作 林明子 出版社 福音館書店 発行日 1986年6月20日 価格 ¥700+税

服をかぶった幼い子が、なにやら奮闘しています。
“あれ あれ あれ
なんにも みえない
おてては どこかな”
すると服の中から、ぱっと小さなおててが出てきました。
その次は頭が出て、お顔が出て、もうひとつのおてても出て・・・

林明子さんの、「くつくつあるけのほん」シリーズの1冊です。

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裏表紙を見れば明らかなのだけれど、どうやらこのお洋服はとても大きい。
お父さんかお母さんのTシャツか、はたまたお兄ちゃんかお姉ちゃんのTシャツか・・・真相は分からないけれど、私の勝手な憶測では、引出しから引っ張り出したか、はたまた取り入れたばかりの洗濯物から見つけ出したのではないかと思う。
そんな大きすぎる服の袖や襟ぐりから、ぽってりとした手や足が出てくる様子は、本当に愛らしい。
顔と両手と片足が出て、でももう片方の足がなかなか出てこないところでは泣き出しそうな顔になるけれど、「うーん うーん」としかめっ面で踏ん張り、「すぽん」と足が出ると、満面の笑みになってとても嬉しそう。

こんな風に、子どもが何かに奮闘する姿は、世のお母さん、お父さんにとっては日常のありふれた光景かもしれません。けれど、実は子どものそばにいる大人だけが味わえる幸せな時間で、特別なもの。

そんな時間を切り取って、愛らしい絵とあたたかな言葉で表現された、とても幸せな1冊です。

ちきばんにゃー

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『ちきばんにゃー』
作 きくちちき 出版社 学研教育出版 発行日 2014年9月9日 価格 ¥1,300+税

月の満ちかけ絵本

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『月の満ちかけ絵本』
文 大枝史郎 絵 佐藤みき 出版社 あすなろ書房 発行日 2012年9月20日 価格 ¥1,200+税

太陽がしずんだら、月をさがしてみよう。

1週間で月はどのくらい変わるのかな?
どうして新月は見えないの?
今もはっきりと説明できない、満月の謎って?
日食と月食はどうして起きるの?

月の満ちかけのしくみを、絵や図を使って分かりやすく紹介されています。
子どもと肩を並べて楽しみたい、「月観察」絵本です。
※巻末には、2012年~2019年の「月の満ちかけ表」付き。

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気が付けば夏休みも終わって、もう9月になりました。今年のお月見(十五夜)は、確か9月8日だったような・・・そう思ってこの『月の満ちかけ絵本』に付いている、「月の満ちかけ表」を開きました。2014年9月の欄を見ると、上弦の月、満月、下弦の月、新月の日にちがそれぞれ記されています。
ところが、満月がなぜか9日に。あれ?8日じゃなかったっけ・・・そう思って改めてインターネットで調べると、やっぱりお月見は8日。おかしいなあと思ってさらに調べると、衝撃が。私は今まで十五夜=満月だと、なんのためらいもなく思い込んでいたのですが、違うんですね。
なにやら、これは月と地球の公転軌道の関係で、新月から満月になるまでの日数が毎回一定ではないためにずれが生じるそう。(とっても要約しました。興味のある方はぜひ調べてみてください!)

なにはともあれ、今年のお月見は来週の月曜日です。
良いお天気になりますように。

アロマイベント(9月)

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ハーブティ無料試飲会
日にち 9月12日(金)
時 間 10:00~12:00随時受付 
料 金 無料 ※予約不要
★夏のダメージ解消ブレンドをご紹介します。

アロマフットトリートメント
日にち 9月19日(金)所要時間20分ほど
時 間 各1名ずつ
①10:30~
②10:50~ 
③11:10~ 
④11:30~
⑤11:50~ 
⑥12:10~ 
料 金 1,000円 ※要予約
内 容 5種類のブレンドオイルの中からお好きな香りをお選びいただき、フットトリートメントをします。
※ ひざ上まで出せる服装でお越しください。

モイストポプリを作ろう!
日にち 9月26日(金)所要時間30分ほど
時 間 各2名ずつ
①10:30~ 
②11:00~ 
③11:30~
料 金 700円
内 容 塩とハーブと精油を使って、インテリアにもなるモイストポプリを作ります。


イベントへの参加をご希望の方は、お電話またはメールにてお申込みください。(先着順)
tel 06-6868-9382
mail pienisilta@gmail.com

※どのイベントも小さなお子さま連れでのご参加をお受けしておりますので、開始時間に遅れが生じる可能性がございます。(その場合は延長となりますので、あとの時間になるほどずれ込む恐れがございます。) 恐れ入りますが、ご了承のうえお申込みいただきますようどうぞよろしくお願いいたします。

休業日のお知らせ(9月)

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定休日 日曜日・祝日
★臨時休業日・・・9/27(土)
※代わりに9/23(祝・火)は祝日ですが営業いたします。

ご迷惑をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

営業時間 10 : 00~18 : 00

9月は、松田奈那子さんによる、絵本『くらべっこしましょ!』に出てくる動物たちの描きおろし作品展を当店にて開催します。

そこで9月は、関連して「動物」の絵本を集めました。と言っても、動物が出てくる絵本なんて山のようにあるので、1か月かけて、少しずつ入れ替えながらご紹介します。


絵本は、入って正面の棚に並べています。「ゾウが出てくる絵本は、どんな絵本がありますか?」「キリンとライオン、どっちも登場する絵本はありますか?」など、お探しのものがあれば、お気軽にお声掛けください。

今月もどうぞよろしくお願いいたします。