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かぜがはこぶおと

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『かぜがはこぶおと THE SOUNDS CARRIED BY THE WIND 』 駒形克己 作 出版社 ONE STROKE 発行年月日 1994年9月1日 1,987円 (本体1,806円+税)

クリスマスのてんし

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『クリスマスのてんし』 作・絵 エルゼ・ヴェンツ‐ヴィエトール 訳 さいとうひさこ 出版社 徳間書店 発行年 2009年9月16日 本体価格 ¥1,700+税

おべんとうばこあけたらね

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『おべんとうばこあけたらね』 作 松田奈那子 出版社 ほるぷ出版 発行年月日 2017年5月10日 価格 ¥1,000+税

日がのぼるとき

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『日がのぼるとき』 作 駒形克己 出版社 ONE STROKE 発行年月日 2015年12月1日 価格 ¥2800+税

でんしゃでいこうでんしゃでかえろう

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『でんしゃでいこうでんしゃでかえろう』 作・絵 間瀬なおかた 出版社 ひさかたチャイルド 発行年月 2002年1月 価格 ¥1,000+税

のりものつみき

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『のりものつみき』 文 よねずゆうすけ 出版社 講談社 価格 ¥850+税

きょうのおやつは かがみのえほん

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かがみのえほん 『きょうのおやつは』 作 わたなべちなつ 出版社 福音館書店 発行日 2014年10月10日 価格 ¥1,500+税

ふしぎなにじ かがみのえほん

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かがみのえほん 『ふしぎなにじ』 作 わたなべちなつ 出版社 福音館書店 発行日 2014年10月10日 価格 ¥1,500+税 表紙をめくると、 鏡がひとつと、虹がひとつ。 ページをめくると・・・ あれ!鏡の向こうに虹が通った! 鏡のように反射しているのは、ぴかぴかの紙。 虹の絵は、左のページにしか描かれていないのに、右のページにあるぴかぴかの紙にその絵が映ると、虹がずっと向こうまで伸びているように見えるのです。 (この説明で、伝わるかな・・・) とにかく、本を開いたときの、驚きと感動といったら! 私も思わず1人で「わ~!」と、声をあげてしまったほどです(笑)。 ぜひみなさまにも、実際に絵本を手に取って、体感していただきたい絵本です。 * * * * * * * 9月の半ばごろ、私がとってもお世話になっている、絵本とおもちゃの師匠とも言える方(と、私が勝手に思っている方)から、10月にいい本が出るよと、ご連絡をいただきました。 それは見逃せない!と、楽しみにしていたのが、まさにこの「かがみのえほん」シリーズ、『ふしぎなにじ』と『きょうのおやつは』です。(『きょうのおやつは』は、明日ご紹介いたしますね!) ボードブックで、丈夫なのも嬉しいところ。 繰り返しこの不思議を味わいたくなるような、何度見ても心が躍るような、そんな絵本です。 作者の渡邉千夏さんの、デビュー作と言って良いのでしょうか。 これから、どんな絵本を手掛けられるのかな。とても楽しみな作家さんです。 ※福音館書店さんのホームページでは、本の中身が紹介されています。 【 こちら 】 からどうぞ。(動画あり)

まるまる

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『まるまる』 作 中辻悦子 出版社 福音館書店 発行日 1998年2月10日 ※月刊「こどものとも年少版」1993年10月1日発行 価格 ¥800+税 逆三角形の中に丸が二つで、「まるまる さんかく」。 四角形の中に丸が二つで、「まるまる しかく」。 水たまりみたいな形の中に、やっぱり丸が二つ、「まるまる ふにゃり」。 二つ並んだ丸の下に線を引いたら? 山のような線なら、「まるまる えっへん」。 ふにゃふにゃの線なら、「まるまる えーん」。 弧のような線なら、「まるまる にっこり」。 シンプルな穴抜きの仕掛けが楽しい絵本です。 * * * * * * * 穴抜きなので、穴から次のページの色が見えるのですが、そのコントラストがとてもきれいです。 シンプルな仕掛けですが、指を突っ込んでみたり、顔に当ててお面のようにしてみたり、何に見えるかな?と、当てっこしてみたりと、シンプルだからこそ発想次第で自由な楽しみ方ができる絵本です。 この絵本を読んだら、紙とペンを用意して、「まるまる・・・」と実際に描いてみたり、この絵本にない表情を描いて遊んでもいいですね。

母の友 2014年8月号

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『母の友』 出版社 福音館書店 発行日 2014年8月1日 価格 ¥505+税 今月号の一つ目の特集は、“絵本?おもちゃ?しかけ絵本の世界”。 「しかけ絵本」とひとことで言っても、立体的になったり動いたりといったしかけ自体を楽しむものもあれば、もととなるストーリーがあってそれを立体で表現したものなど、本当にさまざまなものがあります。 それでは、通常の絵本としかけ絵本との違いはなんでしょう。幼児にとって、しかけ絵本がもたらす効果とは?本書では実際のしかけ絵本を紹介しながら、その世界について探っていきます。 私が特に読み入ってしまったのは、『ごぶごぶごぼごぼ』をはじめ、視覚や触覚を刺激する本を多く手掛ける駒形克己さんのインタビューです。 特に、“紙の本にしかできないこと”というお話は共感するところも多く、子どもに「しかけ絵本」を与えることについてなんらかの疑問が浮かんでいる方がいらっしゃったら、どこかすっと落ちるところがあるのではないかと思います。私も気付かされるところがあって、とても良かったです。 二つ目の特集“いま、日本にある危機”では、精神科医の斎藤環さんと、ジャーナリスト堤未果さんによるインタビューが掲載されています。斎藤さんの、“「考えること」を止めてはいけません。”と言う言葉が響きました。どちらのインタビューも興味深かったです。 来月号の特集は、“お年寄りと読む絵本”と“読者手記 あのとき、母として”。次号も楽しみです。

『ナマケモノのいる森で』『オセアノ号、海へ!』再入荷

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『ナマケモノのいる森で』と『オセアノ号、海へ!』が再入荷しました。 『ナマケモノのいる森で』(写真・下) しかけ アヌック・ボワロベールとルイ・リゴー 文 ソフィー・ストラディ 訳 松田素子 出版社 アノニマ・スタジオ 価格 ¥2,200+税 『オセアノ号、海へ!』(写真・上) 作 アヌック・ボワロベールとルイ・リゴー 訳 松田素子 出版社 アノニマ・スタジオ  価格 ¥2,200+税 * * * * * * * つい最近まで(おそらくこの2冊が出版されるまで)私自身は、しかけ絵本というと大人がアートとして楽しむもの、はたまた豪華な仕掛けで子どもを驚かせるもの、というイメージがありました。そうして子どもたちなら、どうしても触りたくなってしまうしかけ絵本。繊細なため、気が付けばどこかが破れたり無残な姿になっていたりすることもしばしば・・・。私がしかけ絵本をなんとなく敬遠していた訳は、そんな姿になってしまった絵本を見るのはつらいし、お話を楽しむならむしろ平面の方が自由に想像できるのではないかと、平面を立体にする意味が、単に子どもたちを「驚かせる」という意味以外見当たらなかったからかもしれません。 けれど、先に出た『ナマケモノのいる森で』を初めて手に取ったとき、その見方が少し変わりました。恥ずかしながら、こんな風に立体だからこそ伝えられることもあるのだと、初めてそう感じたからです。 続いて出版された『オセアノ号、海へ!』もまた、みずみずしい色彩や、ストーリーと仕掛けの絶妙なバランスに驚かされました。平面ではなく上下に分かれた仕掛けだからこそ、上を見て、下を見て、繰り返しその変化や新しい発見を楽しむことができる工夫にもわくわくしました。 しかけ絵本ですので、もちろん丁寧に扱ってもらわなければならないことには変わりありませんが、子どもたちに自信をもって届けていきたいしかけ絵本です。 何はともあれ、そんな風にしかけ絵本を私が純粋に楽しめたのはこの2冊のおかげで、だからこそ大好きな作品です。 店頭にはどちらもサンプルの絵本がございます。どうぞ、まずは手に取ってご覧いただければ嬉しいです。 『オセアノ号、海へ!』については以前ブログにてご紹介しました。 こちら からどうぞ。