1ねん1くみの1にち

『1ねん1くみの1にち』
 
作 川島敏生
出版社 アリス館
発行日 2010年9月10日
価格 ¥1,600+税
 

 
登校してきて、朝の会をして、1時間目、2時間目と授業が進んで、30分休みがあって、3時間目、4時間目、それから給食の時間になって・・・。これは本当に存在する小学校の、ある1日を追った写真絵本です。写真はコマ割りになっていて、子どもたちの会話や思っていることが吹き出しで書かれています。ページの端には時計が載っていて、その時々の時間が分かるようになっています。
 
本文は全部で40ページ。本当に、密着!といった感じ。隣の席の子との間にふでばこを立てるのとか「やった!やった!」と、思わず笑ってしまいます。今小年生の子どもたちなら自分たちの小学校と見比べてみて、同じところや違うところを探すと新しい発見があるかも。子どもたちの持ち物や教室の備品がピックアップされていたり、1か月の給食メニューが紹介されていたりするのもおもしろいところ。
 
個人的に私が好きなのは、そうじの時間のページ!1列に並んでぞうきん競争するのなんて、本当に懐かしい。新1年生へのプレゼントにもおすすめの1冊です。