うどんのうーやん

『うどんのうーやん』

作 岡田よしたか
出版社 ブロンズ新社
発行日 2012825
価格 ¥980+税

pieni silta

うどん屋さんに出前の注文が入りました。ところが人手不足のため、うどんのうーやん自分で行かなあかんのです。麺も伸びたらいかんしダッシュで進みますが、途中で痩せた猫にうどんを分けてあげたり、減った麺をそうめんでごまかしたり、うめぼしばあさんをおつゆに浸からせてあげたりと、忙しいうーやん。果たして無事にお客さまのもとへうどんを届けることができるのでしょうか・・・!?

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猫にうどんをあげたばっかりに中身が半分になってしまって、“これは、いかん。”って、うーやんそりゃあかんやろ~!出前頼まれてんのちゃうんかいな~!と、突っ込みどころ満載です。舟が壊れてこまっているたこやきの兄弟に“それやったら こっち はいったら どうです?”と言い(ふやけたりせえへんのかな)、弁当箱がいっぱいや言うて入れてもらえへんエビフライやミニトマトに“まあ ええわ。おきゃくさんも よろこぶやろ。よっしゃ はいり!”とええ顔をし(私ならうどんにエビフライはちょっと)、おまけに江州音頭や河内音頭まで歌い出し、もうはちゃめちゃです。最高です。
『ちくわのわーさん』に続く第2弾で、そのあと第3弾として『こんぶのぶーさん』が出版されています。3作すべて大阪弁なので大阪人にとっては読みやすく、さらっと読もうとしても、ついつい熱が入ってしまいます(笑)。
全て岡田よしたか作、ブロンズ新社

うーやんは擬人化されていないのに表情が感じられて、人情味もたっぷり(うどんやけど)。誰構わずおつゆに入れてあげるところも男前です。

と思えば、ぶらんこに乗ったりもするんやね。かわいいうーやんです。

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