2014/11/29

シモンとクリスマスねこ

『シモンとクリスマスねこ クリスマスまでの24のおはなし』

作 レギーネ・シントラー
絵 ジータ・ユッカー
訳 下田尾治郎
出版社 福音館書店
発行日 2003年11月20日
価格 ¥700+税
※この作品は、1994年に福音館書店さんより単行本として出版されました。
※原書『SIMON UND DIE WEIHNACHTSKATZE』1993年発行(スイス)



クリスマスを待ちきれないシモン。おまけに、クリスマスまでの24日を数えることができなくて、お父さんに泣きべそをかきながら相談しました。

お父さんは、ねこのフローラを見て、しっぽの縞が24あるのを数えました。それを真似て、紙に、しっぽに24の縞のある、ねこの絵を描いてくれました。
毎日1つずつおやすみのお話をしてもらうように、しっぽの縞も毎日1つずつ塗っていけば、クリスマスまでの24日を数えられるというわけです。

この本は、そんなクリスマスまでの24日分、24つのお話が収録された1冊です。

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本書は、お父さんやお母さんが、2人の小さな息子、シモンくんにお話を語るといったかたちで、ストーリーが進んでいきます。時にはシモンくんがお話をする日もあれば、誰が語っているのか分からない(もしかするとシモンくんが夢を見ているのか、それともシモンくんが実際に体験しているのか・・・)、そんなお話も収録されています。

お話が進むにつれ、シモンくんのまわりはクリスマスの準備が整っていって、お話が進むにつれ、私たちはクリスマスのことを少しずつ知っていきます。
クリスマスが近付いているのをひしひしと感じるストーリーで、ほんとうにわくわくしますよ。

1話ずつは短くて、どのお話にもカラーの挿絵が付いています。おはなしにぴったりの、とてもきれいな挿絵です。