母の友 2015年1月号

『母の友 2015年1月号』

出版社 福音館書店
発行日 2015年1月1日
価格 ¥505+税



すっかりご紹介が遅くなってしまいましたが、今日は母の友1月号をご紹介します。(2月号は、明日ご紹介しますね!)

1月号ひとつ目の特集は、“物語の中の地図”。
『エルマーのぼうけん』、『クマのプーさん』、『ぶたぶたくんのおかいもの』など、今回の特集では、物語の中に出てくる地図について、その魅力に迫ります。

私自身のことを振り返ると、一番記憶に残っているのは、『クマのプーさん』に出てくる地図です。
本を読んだのは、小学校3、4年生くらいのころでしょうか。

森の仲間たちは、ここでおしゃべりをしたり、遊んだりしているんだ  
物語の世界は確かにここに広がっている・・・地図を見てそう実感した幼いころの私は、うれしくて、自分が歩くように、その紙の上の道を何度もたどりました。

子どもにとって、地図とはどんな存在か。
本書ではそんな疑問に対して、地理学の専門家である寺本潔さんが、地図に見る子どもの発達から、物語の中の地図の楽しみ方まで、ていねいに綴られています。
なるほど、と思うことも多くて、とても興味深かったです。

そうそうそれから、今回の号には、林明子さんファンにはたまらない地図も掲載されています。
こちらもどうぞお楽しみに。

ふたつ目の特集の、“「菌」と暮らす”も、考えるところがありました。
特に、文中にも出てきた「化学物質過敏症」については、もう少し調べてみたいです。