母の友 2016年3月号

『母の友 2016年3月号』

出版社 福音館書店
発行年 2016年3月1日
価格 ¥505+税


遅くなってしまいましたが、母の友3月号のご紹介です。

3月号、ひとつめの特集は“災害にそなえる”。
東日本大震災から、5年が経ちました。震災直後と今、防災意識や、被災地支援への関心はどうでしょうか。私たちにできることは何でしょうか。母の友は考え、私たちに問いかけます。

命を守るために、家庭でできること、園でできることとは?
子どもと離れているときに災害が起きたら?子ども自身ができる防災とは?

参考になる例として、防災活動を熱心に取り組んでいる学校を取り上げ、その考えや具体的な内容が紹介されています。

“大きな震災が起きるたびに、「防災の備えをしなければ」と思いますが、時間が経つと備えがおろそかになってしまっているのではないでしょうか。”
編集部の方の言葉にある通りで、そう思い立ったときから、継続して行動することが必要だと感じます。


ふたつめの特集、“季節と絵本”では、それぞれの季節にまつわる絵本の紹介や、子どもたちが季節の絵本から感じること、その魅力について語られています。

先日、『おひなまつりのちらしずし』という絵本をご紹介しましたが、作者・平野恵理子さんの記事も収録されています。”季節の変化は日本人にとって最高の無料エンターテイメント”と語る、平野さん。ここでは、季節を楽しむヒントが綴られています。


防災のこと、季節の絵本のこと  関係のないようで、どちらも日本だからこそ、と言える部分も多いのではないでしょうか。「災害大国」と言われる日本ですが、日本だからこそ感じられる、豊かな四季があるわけで。考えるところの多い特集でした。


次号4月号の特集は、“創立60周年「こどものとも」の世界”です。
また後日ご紹介したいと思います!どうぞよろしくお願いします。