ムーン・ジャンパー
月がのぼって、夜の庭へ出た子どもたち。
はだしで踊り、木に登ったり、こわい話をしたり。
それからお月さまに触ろうと、何度も何度も、高くジャンプして・・・。
舞台は、夏の夜のひんやりとした暗い草原。
静かで、美しい、月夜のおはなしです。
著者ジャニス・メイ・ユードリーさんは、もともと保育士で、その経験から絵本の楽しさや大切さを知り、作品を書くようになったと言います。彼女の初めての作品『木はいいなあ』は、コルデコット賞受賞作品でもあり、木との豊かな生活を描いたすばらしい作品です。
本書は、そんな彼女の文章に、『かいじゅうたちのいるところ』でお馴染みモーリス・センダックさんが絵を描かれたもの。数あるセンダックさんの作品の中でも一際美しく、子どもたちの喜びがページから溢れてくるようです。
原題は『THE MOON JUMPERS』。もともと『月夜のこどもたち』というタイトルで講談社さんから翻訳版が出ていたのですが、長らく絶版となっており、2014年に偕成社さんから『ムーン・ジャンパー』として再び出版されました。翻訳は、前者が岸田衿子さんで、後者は谷川俊太郎さん。読み比べてみてもおもしろいですね。
はだしで踊り、木に登ったり、こわい話をしたり。
それからお月さまに触ろうと、何度も何度も、高くジャンプして・・・。
舞台は、夏の夜のひんやりとした暗い草原。
静かで、美しい、月夜のおはなしです。
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著者ジャニス・メイ・ユードリーさんは、もともと保育士で、その経験から絵本の楽しさや大切さを知り、作品を書くようになったと言います。彼女の初めての作品『木はいいなあ』は、コルデコット賞受賞作品でもあり、木との豊かな生活を描いたすばらしい作品です。
本書は、そんな彼女の文章に、『かいじゅうたちのいるところ』でお馴染みモーリス・センダックさんが絵を描かれたもの。数あるセンダックさんの作品の中でも一際美しく、子どもたちの喜びがページから溢れてくるようです。
原題は『THE MOON JUMPERS』。もともと『月夜のこどもたち』というタイトルで講談社さんから翻訳版が出ていたのですが、長らく絶版となっており、2014年に偕成社さんから『ムーン・ジャンパー』として再び出版されました。翻訳は、前者が岸田衿子さんで、後者は谷川俊太郎さん。読み比べてみてもおもしろいですね。