2015/02/19

おおきいちいさい

0.1.2.えほん
『おおきいちいさい』

作 元永定正
出版社 福音館書店
発行年月日 2011年10月10日
※月刊「こどものとも0.1.2.」2008年10月1日発行
価格 ¥700+税



ページを開くと、「おおきい」まる。
その横に、「ちいさい」まる。

次のページでは、「お、お、き、い」しかく。
その横に、「ちい、さい」しかく。

さらにページを進めれば、
なんだか不思議なかたちの
「おおきい」と「ちいさい」・・・。

鮮やかな色使いと、その不思議なかたち。

子どもたちの目には、
どんな風に映っているのかな。

繰り返しが楽しい絵本です。

* * * * * * *

先日、小さなお子さんをお連れのお母さんと、「色」や「名前」の話になりました。

子どもたちにとって、色や名前の認識は、大人が思っているよりもずっとむずかしい。(例えば小さな子どもに、緑色の葉っぱを指さして「みどり」と教えると、黄色い葉っぱを指さしても「みどり」と言ったりしますよね。)
それに、同じ「いぬ」とひとくくりにしても、子どもの目には、柴犬とトイプードルなんて大きく違うわけで、子どもたちはどんな風に認識していくのかな・・・
というようなことを、「ふしぎですね」、「おもしろいですね」なんて言いながら、のんびりお話ししていました。

この絵本のテーマである、「おおきい」「ちいさい」も、そうです。
お母さんが「おおきいねー」と言うから、「ぞう」は「おおきい」。
お父さんが「ちいさいねー」と言うから、「あり」は「ちいさい」。

じゃあ、ぼくは?わたしは?

「ぞう」から見たら「ちいさい」けれど、「あり」から見たら「おおきい」。

小さな子どもたちには、まだ少しむずかしいけれど、それを少しずつ知って、認識していくことも、きっと楽しいだろうなあと思います。