ぼうし

『ぼうし』

作 長新太
装丁 タカハシデザイン室
出版社 のら書店
発行年月日 2015年6月15日
価格 ¥1,000+税


表紙に見える、ひとつのぼうし。

うさぎがかぶったら、どうなる?
ぞうがかぶったら?ぶたがかぶったら・・・?

ひとつのぼうしを、
大きさも、かたちも違う動物たちが、
代わる代わるかぶってみると・・・

* * * * * * *

昨日ご紹介した『しっぽ』といっしょに、このたび、のら書店さんより復刊された絵本です。

同じぼうしでも、こうもいろいろなかぶり方があるなんて!
長新太さんだからこそ、こんなたのしいかぶり方を思いつけるんだろうなあ。
驚いたり、笑ったり、納得したり。ページをめくるたび、心が弾みます。

絵本を閉じたあとも、それじゃあ○○だったら?○○だったらどうなるかな?なんて、想像がふくらみそう。

考えずとも、自然と言葉があふれてくるような、たのしい絵本です。