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わにわにのおでかけ

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『わにわにのおでかけ』 文 小風さち 作 山口マオ 出版社 福音館書店 発行日 2007年9月20日 ※月刊「こどものとも年少版」2004年9月1日発行 価格 ¥800+税 夜になって、部屋の電気が消えても眠れないわにわには、寝床を出て戸を開けました。すると、みんながどこかへ向かって歩いています。わにわにがそのあとを着いて行くと、たくさんの屋台が並んでいました――。 * * * * * * * 小風さちさんと山口マオさんが手掛けるこの「わにわに」シリーズが、私は大好きです。全5巻あるうちの、3巻目にあたるこの『わにわにのおでかけ』では、屋台を楽しんだり、花火を見たりと、楽しそうなわにわに。屋台にたどり着くまでの道のりでは「ぎーちょ ぎーちょ」と虫の声が聞こえたり、「むん むん むん」と草のにおいがしたり。その心地良い言葉や版画の深い味わいが、すごく良いなぁと思います。 みなさんは、この夏もうどこかのお祭りへ行かれましたか?これからでしょうか。 私は今日少し早く店を切り上げて(と言っても、店番を任せてあるので営業時間は変わりませんが)、上野東一丁目東公園という、店から2~3分のところにあるちっちゃなちっちゃな公園の夕涼み会に行ってきます。 夕涼み会は18時からで、私は18時半から少しのあいだ、去年同様に大型絵本を読ませていただきます。お近くの方、良ければふらっとお立ち寄りいただけたら嬉しいです。

とべ!ちいさいプロペラき

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『とべ!ちいさいプロペラき』 作 小風さち 絵 山本忠敬 出版社 福音館書店 発行日  2000 年 1 月 20 日 ※月刊「こどものとも」 1989 年 4 月 1 日発行 “ しんこきゅうをすると、まっすぐ まえを みました。 ひろくて ながい かっそうろは、そらまで つづいているようです。 ”(本文より) 飛行場の格納庫の中に、空へ飛び立つ日を待っている新しい小さなプロペラ機がいました。ある日のこと、そこへ大きなジェット機が入ってきました。その堂々とした姿にすっかり心がひるんでしまったプロペラ機でしたが、ジェット機に励まされ、とうとうゆっくりと滑走路を走りはじめました――。 * * * * * * * 爽やかな空色に、赤いプロペラ機がとてもよく映えます。緊張感のある、躍動的な絵も大きな魅力です。大きな ジェット機は、小さなプロペラ機のことを決してばかになんかせず、「ひろい そらでは、ぼくらの おおきさのことなど わすれてしまうよ」と励ましてくれます。表紙のジェット機を見るだけでも、そのあたたかい眼差しのようなものが感じられ、最後のページのプロペラ機が飛び立ったあとの後ろ姿は、胸にじーんとくるものがあります。 子どもたちも、こんな風にまわりに励まされながら、少しずつ成長してほしいなと思います。