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いろいろ1ねん

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『いろいろ1ねん』 著 レオ・レオーニ 訳 谷川俊太郎 出版社 あすなろ書房 発行年月日 2000年1月30日 ※原書初版 1992年 本体価格 1,200円+税

どのはないちばんすきなはな?

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『どのはな いちばん すきな はな?』 文 いしげまりこ 絵 わきさかかつじ 出版社 福音館書店 発行年月日 2017年3月5日 ※月刊「こどものとも0.1.2.」2012年3月号 価格 ¥800+税

チリとチリリ ちかのおはなし

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『チリとチリリ ちかのおはなし』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行年月日 2013年4月25日 価格 ¥1,200+税

チリとチリリ はらっぱのおはなし

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『チリとチリリ はらっぱのおはなし』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行年月日 2007年6月25日 価格 ¥1,200+税

ぼくはワニのクロッカス

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『ぼくはワニのクロッカス』 作 ロジャー・デュボアザン 訳 今江祥智、島式子 出版社 童話館出版 発行年月日 1995年10月25日 価格 ¥1,400+税

みんなみーつけた

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『みんなみーつけた』 作 岸田衿子 絵 山脇百合子 出版社 福音館書店 発行年月日 1999年8月31日 ※月刊「こどものとも年少版」1995年4月1日発行 価格 ¥800+税

さくら 福音館書店

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『さくら』 文 長谷川摂子 絵・構成 矢間芳子 出版社 福音館書店 発行年月日 2010年2月10日 ※月刊「かがくのとも」2005年4月1日発行 価格 ¥900+税

たんぽぽ 荒井真紀

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『たんぽぽ』 文・絵 荒井真紀 出版社 金の星社 発行月 2015年3月 価格 ¥1,200+税

ちょうちょはやくこないかな

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『ちょうちょはやくこないかな』 作 甲斐信枝 出版社 福音館書店 発行年月日 1997年1月20日 ※月刊「こどものとも年少版」1992年4月1日発行 価格 ¥800+税

なのはなみつけた

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『なのはなみつけた』 作 ごんもりなつこ 出版社 福音館書店 発行年月日 2009年1月31日 ※月刊「かがくのとも」1990年3月1日発行 価格 ¥900+税

ハートのはっぱ かたばみ

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『ハートのはっぱ かたばみ』 文 多田多恵子 絵 広野多珂子 出版社 福音館書店 発行年月日 2015年3月5日 ※月刊「かがくのとも」2008年4月1日発行 価格 ¥900+税

花さき山

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『花さき山』 作 斉藤隆介 絵 滝平二郎 出版社 岩崎書店 発行年月日 1969年12月30日 価格 ¥1,200+税

あさがお

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『あさがお』 作 荒井真紀 出版社 金の星社 発行月 2011年6月 価格 ¥1,200+税 あさがおの小さないのちはゆっくりと目を覚ますと、根を伸ばし、双葉をひらけると、すくすく育っていきます。花のつぼみはどんな風にできるんだろう。花がしぼんだあとは、どんな風に新しいいのちが生まれるの? 繊細で美しい絵とともに、あさがおの一生に迫ります。 * * * * * * * 私が住んでいる家のあたりでは、夏休みに入ると、青いプラスチックの植木鉢がたくさんの家の前に並びます。小学校1年生の子どもたちが、学校から持って帰ってくるあさがおの植木鉢です。そんな光景を見ると「夏が来たなぁ」と感じます。そして、そんな家から出てくるこんがり日焼けした子どもたちを見ると、自分にも“夏休み”があった頃を思い出して、なんだか懐かしい気持ちになります。 自分が育てたあさがおの種を、大事に取っておく子どもたちはどのくらいいるんだろう。さらにまた次の年にその種をまく子どもたちは、ほんの一握りなのかもしれません。私も種を取っておいた覚えはあるけれど、翌年にまた育てた思い出はないなぁ・・・。でももしあの頃の私がこの本と出会っていたら、違っていたのかも。 あさがおが花を咲かせた感動を、小さな種を付けた嬉しい気持ちを、読み返すたび思い出させてくれる絵本です。 ※関連書籍『 ひまわり 』

はなのすきなうし

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『はなのすきなうし(岩波の子どもの本)』 作 マンロー・リーフ 絵 ロバート・ローソン 訳 光吉夏弥 出版社 岩波書店 発行日 1954年12月10日 定価 ¥640+税 スペインのある牧場に、フェルジナンドという牛がいました。他の牛たちとは違い、子どもの頃から静かに花のにおいをかいでいるのが好きな牛でした。ところがある日のこと、マドリードの闘牛に出す牛を探しにやってきた牛飼いたちが、ひょんなことからフェルジナンドを連れて行ってしまって・・・? * * * * * * * 本書が発表されたのは 1936 年。この頃スペインでは内戦が起こっていて、戦わないフェルジナンドは政治的に解釈されることもあったそう。本書折り込みの解説ではそれに対した作者マンロー・リーフの言葉が掲載されていますが、確かに読み手によってさまざまな取り方のできる1冊です。 ちなみに私が1番好きなのは、フェルジナンドがまだ子どもだった頃の、お母さんとのやりとりのシーン。わが道をゆく子どもの「自分らしさ」を大切にして、あたたかく見守る母の愛が感じられます。思わぬハプニングから環境が一変してもフェルジナンドが「自分らしさ」を大切にできるのは、お母さんの愛があるからなのかも・・・なんて思ったりもします。  

たんぽぽ

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『たんぽぽ』 作 甲斐信枝 出版社 金の星社 価格 ¥1,300+税 今年初めてのたんぽぽがそおっとつぼみを開くと、 あたたかくなるにつれて大きな花を咲かせ、どんどん背を伸ばしました。 夕方、たんぽぽは花をひとつひとつつぼませて眠ります。 寒い日は急いで、あたたかい日はゆっくりと。 ある日ひとつのたんぽぽだけが、花をつぼんだまま体を横にしています。 何日か経つと、そのたんぽぽはぴんと背筋を伸ばしました。 花は変わらずつぼませたまま、いつの間にか一番背高のっぽです。 そのつぼみが、少しずつふくらんで・・・? * * * * * * * 3月に入って、店の前にたんぽぽのロゼットが青々と広がっているのを見つけました。 それもいくつも。 よし!思わずそう思ったのは、 昨年の春にたんぽぽが咲いたころ、 たんぽぽの綿毛を店の前にまいておいたから。 ちゃんと根付いていたことが分かって嬉しくて、 花が咲くのを楽しみにしていました。 そんなたんぽぽが、ここ数日の間にぐんぐん成長して、 本当にこの絵本の通り、はじめはそおっと・・・ そのあとはもう 待ちきれないというように、どんどん花を咲かせました。 綿毛になっても、今回はそっとしておこうかな。 そんなことを考えていたら、 俵万智さんの詩集『たんぽぽの日々(小学館)』を読み返したくなりました。 ちなみにこの絵本、ページが左右に大きく広がる場面があります。 このページの迫力といったら!ぜ ひ実際にお手に取ってご覧いただけたら嬉しいです。

チリとチリリ

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『チリとチリリ』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行日 2003年5月1日 価格 ¥1,200+税 当店によく遊びに来てくれる、笑顔が素敵な小学生のおんなのこ。最近『 わたしの読書ノート 』に読んだ絵本の感想を書き留めていて、それを読ませてもらうのが、私のここ最近の楽しみだったりします。 今日はその子に許可をもらって、その読書ノートからひとつ抜粋してみなさんにご紹介します。 “ このえ本をよんでみたら、とってもおなかがすき、 おなかから「ぐー!」ときこえてきました。 とくに1番食べたいと思ったのは、 にんじんパンのゆずサンドが1番、食べたいと思いました。 「チリとチリリ」のおはなしはいろいろあるから、おもしろいな~っと思いました。 わたしはチリとチリリのおはなしは3さつしかしらないのでいっぱいよんでみたいな ” これがその読書ノートです。 たしかに、チリとチリリが向かった森の喫茶店やサンドイッチ屋さんでは、胸がときめくような素敵なメニューがたくさん登場します。 こんな感想を読んだら、残り3冊も読んでもらいたくってうずうずしてしまいます(笑)。 読んでいると、わくわくして、どきどきして。夢がどんどんふくらんで。そんな「チリとチリリ」シリーズ、1作目のお話です。

ひまわり

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この前の定休日は用があって神戸の方へ出掛けていたのですが、駅やまちなかで、ひまわりを抱えた人を何人も見かけました。それも花束ではなく、自宅用といった感じの切り花です。 ひまわりには、そこにあるだけでその場の空気がぱっと明るくなるような、不思議なちからがあるように思います。今日は、そんなひまわりを丁寧に描いた絵本をご紹介します。 『ひまわり』 作 荒井真紀 出版社 金の星社 価格 ¥1,200+税 発行月 2013年6月 土に種をまいてから、根が伸びて、芽が出て、ぐんぐん大きくなって、やがてつぼみができて花が咲き種ができるまでの様子が、なんとも繊細に描かれています。 細部にわたるまで丁寧に描きこまれた絵は、まるで本物のひまわりのよう。 今の時期は、まるで太陽のように、きらきらと元気いっぱいに咲いているひまわりですが、「あのひまわりは、どうやって大きくなったのかな?」、「これからどうやって種を付けるのかな?」と、この絵本を通して考えてみるのもおもしろいですね。 子どもが抱いている興味や関心に寄り添って、それをふくらませたり、深めたりしてくれそうな絵本です。 ※関連書籍『 あさがお 』