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わたしのすきなもの

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『わたしのすきなもの』 作 フランソワーズ 訳 中川千尋 出版社 偕成社 発行年月 2005年11月 価格 各¥1,200+税

ねずみのかいすいよく

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  『ねずみのかいすいよく』 作 山下明生 絵 いわむらかずお 出版社 ひさかたチャイルド 発行年 1983年6月 価格 ¥800+税

ぼくからみると

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  『ぼくからみると』 文 高木仁三郎 絵 片山健 出版社 のら書店 発行年 2014年7月10日 価格 ¥1,400+税

マリーナ

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『マリーナ』 作 ルドウィッヒ・ベーメルマンス 訳 ふしみみさを 出版社 クレヨンハウス 発行年月日 2009年6月20日 ※原書『MARINA』(アメリカ) 価格 ¥1,800+税

ロバのシルベスターとまほうの小石

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『ロバのシルベスターとまほうの小石』 作 ウィリアム・スタイグ 訳 せたていじ(瀬田貞二) 出版社 評論社 価格 ¥1,300+税 ※原書『SYLVESTER AND THE MAGIC PEBBLE』(アメリカ)

ふたりのロッテ

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『ふたりのロッテ』 作 エーリヒ・ケストナー 挿絵 ヴァルター・トリアー 訳 池田香代子 出版社 岩波書店 発行日 2006年6月16日 ※原書『DAS DOPPELTE LOTTCHEN』1949年発行 価格 ¥640円+税 ビュール湖のほとりのゼービュールという村に、女の子が夏休みを過ごす宿泊施設がありました。たくさんの女の子の中で、ルイーゼはひときわ元気ないたずらっこでした。ある日のこと、ルイーゼたちは、駅から新入りの女の子たちを運んでくるバスを待っていました。 ところが、驚くことが起こりました。最後にバスから降りてきた女の子、ロッテは、ルイーゼとうりふたつの顔をしていたのでした――。 * * * * * * * 偶然出会ったルイーゼとロッテ。ふたりは父と母の秘密を知ると、ふたりを仲直りさせるため、夏休みが終わるころにある計画を実行します。 ふたりの性格は正反対ですが、それぞれにいいところがあって、とてもチャーミングです。ケストナーが手掛ける『飛ぶ教室』や『点子ちゃんとアントン』などにも共通するトリアーの挿絵も、ユーモアがあって愛らしい。 私は子どものころ、双子をたまらなく憧れた時期があったけれど、この本を手に取る子どもたちもきっと羨ましく思うだろうなぁ。そして読み進めていくうちに、気が付けばこの世界の主人公になって、ロッテとルイーゼの身に起こるたくさんのことを、いっしょに味わえるのだろうと思います。 ロッテのようなおしとやかな女の子にはもちろん、ルイーゼのようなおてんばの女の子にも読んでもらいたい1冊です。

まほうの夏

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『まほうの夏』 作 藤原一枝 画 はたこうしろう 出版社 岩崎書店 発行日 2002年5月10日 価格 ¥1,300+税 夏休み。お父さんとお母さんは仕事です。 “きょうも、学校のプールとゲームと麦茶。それとポテトチップス。 あーあ、なにかおもしろいことないかな……。” そんなある日のこと、田舎のおじさんから遊びに来ないかと誘われ、二人の兄弟はさっそくお母さんの田舎へと向かいました――。 * * * * * * * 都会に住む子どもたちが、突然田舎に行くと、こうなんだろうなぁ。 田舎の子たちと比べたら足だって遅いし、木登りだって、虫取りだって、うまくいかない。でも、幼い子どもたちだからこそ、毎日その環境で過ごしているうち、日に日にその環境に馴染んでいきます。 私は母方の祖父母も父方の祖父母も近くに住んでいるので、思い浮かぶ田舎がありません。だから、この絵本に出てくる兄弟がとてもうらやましく感じました。 夏休みはまだ始まったばかり。 子どもたちには、この兄弟のように、この夏をめいっぱい楽しんでほしいなと思います。

サンタのなつやすみ

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『サンタのなつやすみ』 作 レイモンド・ブリッグズ 訳 作間由美子 ブックデザイン 田辺卓 本文書き文字 藤山秀子 出版社 あすなろ書房 発行年月日 1998年5月15日 価格 ¥1,300+税 ※原書『FATHER CHRISTMAS GOES ON HOLIDAY』1975年発行(イギリス)