ぴっけやまのおならくらべ
『ぴっけやまのおならくらべ』 文 かさいまり 絵 村上康成 出版社 ひさかたチャイルド 発行日 2003年6月 価格 ¥1,000+税 むかしむかし、ぴっけやまというやまがありました。 山のみんなはくらべっこが大好きで、毎日「こちょこちょくらべ」とか「おおごえくらべ」とか、いろんなくらべっこをして遊んでいました。 そんなある日のことです。ねずみのおならをきっかけに、みんなで「おならくらべ」をすることになりました――。 * * * * * * * たくさん出るおなら、でっかい音のおなら、きれいなおなら、臭いおなら・・・ 動物たちは、それぞれどんなおならが1番良いか考えます。 おならの練習中には、 「う、うごくと でそう。がまん、がまん。」と、ねずみ。 「だしてみたいけど がまん、がまん。」と、くま。 「あ、でそう。がまん、がまん。」と、つる。 そうやって、みんなぎりぎりのところでがまんしているのに、いたちはひょうひょうとした様子で「あ、でちゃった。しつれい。」なーんて言っています。(でも、飛んでいた鳥が気絶するくらいだから、きっとすごくすごく臭いんだろうなあ・・・) 真剣な動物たちの奮闘ぶりを見ていると、おかしくて、楽しくて。 読んでいるとなんだかこっちまですっきりして、すがすがしい気持ちになる絵本です。