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チリとチリリ ちかのおはなし

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『チリとチリリ ちかのおはなし』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行年月日 2013年4月25日 価格 ¥1,200+税

チリとチリリ はらっぱのおはなし

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『チリとチリリ はらっぱのおはなし』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行年月日 2007年6月25日 価格 ¥1,200+税

ティッチ

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『ティッチ』 作・絵 パット・ハッチンス 訳 石井桃子 出版社 福音館書店 発行年月日 1975年4月25日 ※原書『TITCH』1971年発行(アメリカ) 価格 ¥1, 100+税

チリとチリリ うみのおはなし

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『チリとチリリ うみのおはなし』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行日 2004年11月1日 価格 ¥1,200+税 チリとチリリが洞窟を見つけました。自転車でその中を走っていくと、着いた先は海のなか。珊瑚の迷路を進んで行くと、海藻の入り口がありました。“sea parlor”と書いてあります。チリとチリリが入って行くと、色々な貝殻のソファーが並んでいて、海の生きものたちが楽しそうにお茶をしていました。そこでチリとチリリも、空いていた席に座ってみると・・・? * * * * * * * チリとチリリが今回向かったのは、たくさんの生きものでにぎわう海のなか。エンゼルフィッシュにクラゲにヤドカリ・・・丁寧に描かれた海の生きものはとても愛らしい。 毎度のことながら、出てくるものひとつひとつにも胸がときめきます。例えば、チリとチリリが座るのは「まきがいの ソファー」と「しんじゅがいの ソファー」。そこに運ばれてきたのは「なみの あわパフェ まきがいふう」と「うみの ソーダゼリー しんじゅクリームのせ」!もうこれだけで、たまりません。 ところがお話はまだまだこれから。そのあとも、次から次へとわくわくする世界が広がっています。何度も繰り返し読みたくなるような、チリとチリリシリーズの1冊です。

チリとチリリ

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『チリとチリリ』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行日 2003年5月1日 価格 ¥1,200+税 当店によく遊びに来てくれる、笑顔が素敵な小学生のおんなのこ。最近『 わたしの読書ノート 』に読んだ絵本の感想を書き留めていて、それを読ませてもらうのが、私のここ最近の楽しみだったりします。 今日はその子に許可をもらって、その読書ノートからひとつ抜粋してみなさんにご紹介します。 “ このえ本をよんでみたら、とってもおなかがすき、 おなかから「ぐー!」ときこえてきました。 とくに1番食べたいと思ったのは、 にんじんパンのゆずサンドが1番、食べたいと思いました。 「チリとチリリ」のおはなしはいろいろあるから、おもしろいな~っと思いました。 わたしはチリとチリリのおはなしは3さつしかしらないのでいっぱいよんでみたいな ” これがその読書ノートです。 たしかに、チリとチリリが向かった森の喫茶店やサンドイッチ屋さんでは、胸がときめくような素敵なメニューがたくさん登場します。 こんな感想を読んだら、残り3冊も読んでもらいたくってうずうずしてしまいます(笑)。 読んでいると、わくわくして、どきどきして。夢がどんどんふくらんで。そんな「チリとチリリ」シリーズ、1作目のお話です。

チリとチリリ ゆきのひのおはなし

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『チリとチリリ ゆきのひのおはなし』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行日 2010年2月10日 価格 ¥1,200+税 初雪が降り始めた午後のこと、チリとチリリが自転車で出掛けると、森の奥に氷の扉を見つけました。中に入ってみるとシカとサルがいて、いろいろなカップが並んでいます。2匹はチリとチリリに、りんごとニッキのホットフルーツパンチを入れてくれました。 すっかり体も温かくなって、さらに氷の廊下を進むと、動物たちが集まる大広間に着きました。そこでビー玉遊びに混ぜてもらったり、温泉に浸かったり・・・。 チリとチリリの、雪の日のお話です。 * * * * * * * どのページも繊細で愛らしく、ページをめくるたび心が躍るようです。そんな中でも特に私が好きなのは、チリとチリリが温泉に入るシーン。 お花のつぼみが凍ってできているビー玉を、チリとチリリがお湯に入れると、その氷がとけて、ぱあっと花が開くんです。その様子には、何度読んでもうっとりしてしまいます。 大広間のシーンでは、編み物をしたり、本を読んだり、演奏をしたり・・・と、 動物たちが思い思いに好きなことをして楽しんでいます。それが見開きに描かれていて、ここからまたお話が始まりそう。 おだやかで、きらきらした、チリとチリリの1日です。

チリとチリリ まちのおはなし

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『チリとチリリ まちのおはなし』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行日 2005年11月10日 価格 ¥1,200+税 チリとチリリが自転車に乗って出掛けると、小さい糸屋さんがありました。そこでチリはつばきとポピーの糸を、チリリはマリーゴールドとすみれの糸を買いました。 そこからさらに自転車をこいで林を抜けると、織物屋さんがありました。お店のお姉さんに2人が糸を渡すと、早速織ってくれることになりました。 パッタポン パッタポン…… パッタポン パッタポン…… 心地よい機織りの音とともに出来上がったのは、すてきなマフラーでした。 ほんの少しお花のかおりがするマフラーを巻いて、そろそろ帰ろうかと思ったそのとき、ふたりは誰かに呼ばれたような気がしました。 声に導かれるように進んだ先にあったのは? * * * * * * * どいかやさんの描く世界は、本当にやわらかで、繊細で、とっても愛らしい。お花一輪にしても、小鳥一羽にしてもそう。だから、どれも大切にしたくて、隅々まで味わいたくなるような魅力があります。 お話には関係ないように見えて、絵をじっくり見ていると「あれ、このおばあさんどこかで見たような・・・」 なんてことも。 ぜひじっくりとお楽しみいただければ嬉しいです。 「チリとチリリ」 シリーズは、本作品のほかに 『チリとチリリ』 『チリとチリリ うみのおはなし』 『チリとチリリ はらっぱのおはなし』 『チリとチリリ ゆきのひのおはなし』 『チリとチリリ ちかのおはなし』 の、6巻が出版されています。(※ 2013年11月13日現在)