投稿

ラベル(西村敏雄)が付いた投稿を表示しています

もりのおふろ

イメージ
『もりのおふろ』 作 西村敏雄 出版社 福音館書店 発行年月日 2008年3月10日 ※月刊「こどものとも年少版」2004年5月1日 価格 ¥800+税

まてまてタクシー

イメージ
『まてまてタクシー』 作 西村敏雄 出版社 福音館書店 発行年月日 2015年4月5日 ※月刊「こどものとも年少版」2011年6月1日 価格 ¥800+税

バルバルさん

イメージ
『バルバルさん』 文 乾栄里子 絵 西村敏雄 出版社 福音館書店 発行日 2008年3月15日 ※月刊「こどものとも年中向き」2003年1月1日発行 価格 ¥800+税 バルバルさんの床屋に、ある朝ライオンがやってきました。たてがみがすっかり絡まってしまって、困っているのだそう。 そこでバルバルさんは、丁寧に短く切ると、最後にブラシでとかしました。ライオンはお礼を言うと、満足げに帰っていきました。 バルバルさんの床屋には、その後もワニにヒツジに・・・と、次々に動物がやってきます。 なんとも、変わったお客さんばかりの1日。でも、それには訳がありました――。 * * * * * * * 町の外れにある、青い屋根の小さな床屋さん。 そう聞いただけで、なんだかとっても素敵なのに、そこにはなんと動物たちまで髪を切りに――いいえ、“毛を刈りに”と言った方が良いのか、はたまた、カツラを合わせにやってくる動物もいるのだけれど、とにかくいろいろな訳があって――やってくるのだから、わくわくせずにはいられません。 次はどんな動物が、青い扉を開けてやってくるのかな? バルバルさんは、この動物をいったいどんな風に仕上げるんだろう。 ページをめくるたびにそんな期待がふくらみます。 誰がやってきても、「どうぞ こちらへ」と快く迎え入れるバルバルさんの姿勢にも、あっぱれです。 このお話を読んで、床屋さんになりたい!って言う子ども、きっといるだろうなあ~。

どうぶつサーカス

イメージ
『どうぶつサーカスはじまるよ』 作 西村敏雄 出版社 福音館書店 発行日 2009年11月10日 ※月刊「こどものとも年中向き」2006年5月1日発行 価格 ¥800+税 パンパカパーン パンパンパン パンパカパーン 軽快な音とともにアザラシの司会で始まった、どうぶつサーカス。最初はライオンの火の輪くぐり、お次はカンガルーの曲芸、さらにはワニの組体操・・・・、わくわくするような芸が次々と続きます。 ところが、最後に予定されていた空中ブランコが中止になるとのお知らせが入りました。出るはずだったサルが、怪我のため出られないというのです。 客席からは、「えーっ、もっと みたい!」「もっと やれーっ!」と声が飛びます。そこで司会のアザラシが考えたこととは・・・? * * * * * * * 流れるようにリズミカルな文章と、臨場感あふれるダイナミックな絵。まるで、お客さんたちと一緒に、このサーカスを見ているような気分になります。 ハラハラして、ドキドキして。本当にうまくできるのかな・・・と、ひやひやしたり。うまくできたら、思わずパチパチパチと手を叩いたり。 本を手に取れば、いつでもそこには動物たちが待っていて、ゆかいなサーカスを見せてくれます。 読み終えたあとは、思わず子どもといっしょに顔を見合わせ、笑い合ってしまいそう。 『バルバルさん』や『もりのおふろ』を手掛ける西村敏雄さんの作品です。