12か月のうたのえほん
『12か月のうたのえほん』
絵 あべななえ
出版社 ハッピーオウル社
発効日 2008年2月6日
価格 ¥1,500+税
誰もがきっと1度は耳にしたことがあるような童謡を、「春のうた」「夏のうた」「秋のうた」「冬のうた」と、季節ごとに紹介。例えば春なら「はるがきた」や「おはながわらった」、夏なら「ほたるこい」や「うみ」、秋なら「ゆうやけこやけ」や「やまのおんがくか」、ふゆなら「たきび」や「ゆき」といった曲目が、全部で38曲並びます。各ページには、1番だけでなく4番や5番までの歌詞や、簡単な楽譜が掲載されているのも嬉しいところです。
実は私がこの本を知ったのは、とても最近のこと。先日開催した絵本の会でお客さまがご紹介くださったのですが、イラストの可愛らしさにうっとり!同じハッピーオウル社さんから出ている小林衛己子さんの『12のわらべうたえほん(あべななえ絵)』や『12のねかせうたえほん(おおいじゅんこ絵)』は以前から当店でも取扱いがございましたが、こちらはすっかり見落としていました・・・!同シリーズの『こころをむすぶうたのえほん』も気になります。
当店では、お客さまから「子どもと日中2人で過ごしていると、息詰まることもあって・・・」という声をしばしば耳にすることがあります。そんな風に少し息詰まった気持ちを感じたときは、鼻歌でもなんでも、なにか口ずさんでみると心なしか気持ちが晴れることもありますよね。この「うたのえほん」は、そんなとき役立ってくれる1冊かもしれません。出産のお祝いにもおすすめです。