はじめのいっぽ

『はじめのいっぽ』

詩 新沢としひこ
絵 あべ弘士
出版社 アスク・ミュージック
発行日 2013725
価格 ¥1,500+税

pieni silta

ちいさな とりが うたっているよ
ぼくらに あさが おとずれたよと”(本文より)

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新沢としひこさん作詞、中川ひろたかさん作曲の『はじめのいっぽ』が、あべ弘士さんの絵によって昨年絵本になりました。アスク・ミュージックさんから出版されている「スケッチブック絵本」というシリーズで、これが4作目。これまでに出版されたものもすべて新沢としひこさん作詞、中川ひろたかさん作曲の歌に、あべ弘士さんが絵を描かれています。

スケッチブック絵本シリーズ1『にじ』
スケッチブック絵本シリーズ2『だれかがほしをみていた』
スケッチブック絵本シリーズ3『ともだちになるために』


どれも、幼稚園や保育園、小学校などで歌われることが多い歌なので、なじみのある子どもたちも多いかもしれません。絵本には短めのリボンがついていて、名前の通りスケッチブックのようなたたずまい。歌詞がそのまま絵本になっていて、最後には楽譜が載っています。
歌いながら読むのももちろん楽しいけれど、できれば最初は、しっかりと言葉や絵を味わってもらいたい。背中を押されるような、気持ちがしゃんとなる言葉に、生命力あふれる力強くて美しい絵が印象的です。