わたしようちえんにいくの
『わたしようちえんにいくの』
文 ローレンス・アンホールト
絵 キャスリーン・アンホールト
訳 角野栄子
出版社 文化出版局
発行年月日 1993年3月14日
価格 ¥1,262+税
ところが少しずつ、心配になってきました。
“ひとりで くつ はけなかったら どうしよう”
“おともだちと なかよくできるかしら”
でも、そんな心配なんて、なんのその。
幼稚園に行くと、やさしい先生が待っていて、
そこにはたくさんの友だちがいて、
遊ぶための道具や材料がたくさんありました
* * * * * * *
それぞれが好きな遊びをして、とっても楽しそう。
子どもたちは、並んでおしっこをして、手を洗って、みんなでおやつを食べます。それから、お歌を歌ったり、お外で遊んだり・・・。
はじめての幼稚園でママともはなれ、不安そうにしていたアンナですが、すこしずつ友だちとも遊べるようになっていきます。
最後はお母さんが迎えにきてくれて、うれしそうなアンナ。
“幼稚園は楽しいところ”ということはもちろんですが、“時間になると、お母さんが迎えにきてくれる”というのは、子どもにとって、きっと1番大切なこと。細やかな愛らしい絵とともに、そんな大切なことが、すっと伝わってくる絵本です。