ピッキーとポッキー

『ピッキーとポッキー』

文 あらしやまこうざぶろう
絵 あんざいみずまる
出版社 福音館書店
発行年月日 1993年3月25日
本体価格 ¥900+税


青い帽子のピッキーと、赤い帽子のポッキー。

ふたりのお家は、大きな木の根っこ。
隣の家にはもぐらのふうちゃんが住んでいて、
お家のそばには川が流れています。

朝の歯磨きは、葉っぱにたまった朝露で。

お出かけに持って行く水筒は竹でできていて、
お弁当は、野菜やくだものがたくさん。

それだけで、ああなんてすてきなんだろうと、
わくわくしてしまいます。

お花見のために、
みんなの待つ “さくらやま” へ向かうおはなしですが、
それまでの道のりの楽しそうなこと!

そうそう、春が来るって、本当にこんな気持ち。
ひとつひとつが、うれしくて、たのしくて。



続編には、『ピッキーとポッキーのかいすいよく』と、
『ピッキーとポッキーのはいくえほん』も。

ピッキーとポッキー、そんな名前のたのしい響きも、
子どもたちに愛される理由のひとつかもしれませんね。