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おうちなのね

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 『おうちなのね』 文 中川ひろたか 絵 100%ORANGE 出版社 ブロンズ新社 発行年 2004年9月1日 価格 ¥850+税

ビロードのうさぎ

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『ビロードのうさぎ』 原作 マージェリィ・W・ビアンコ 絵・抄訳 酒井駒子 出版社 ブロンズ新社 発行日 2007年4月25日 価格 ¥1,500+税 ※原作『The Velveteen Rabbit』

トトトのトナカイさん

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『トトトのトナカイさん』 作 長谷川義史 本文デザイン オーノリュウスケ 出版社 ブロンズ新社 発行日 2006年2月25日 価格 ¥1,200+税

あかちゃんがわらうから

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『あかちゃんがわらうから』 作 おーなり由子 装丁 秦好史郎 出版社 ブロンズ新社 発行日 2014年10月25日 価格 ¥1,400+税 あかちゃんが、わらう。 おかあさんが、嬉しいときも、悲しいときも、 心を心配事でいっぱいにしているときも。 おかあさんは、ときどきすごく弱くなる。 不安はあちこちからこぼれ落ちてきて。 そんなとき、あかちゃんは教えてくれます。 「うれしいこと あるよ」って。 だっこも、朝のにおいも、やさしい声も・・・ うれしいことぜんぶ、ここにあるよ!って。 * * * * * * * 先日、ご出産されたお客さまから、「産まれました」のご報告といっしょに、赤ちゃんの写真が届きました。 昨日は、まだお腹の中にいた赤ちゃん。産まれたばかりの、間もない赤ちゃん。 それだけで、胸がいっぱいになりました。 子どもたちのことを“ふんすいみたいな ひかりをまきちらして”という、 おーなりさんの表現は、本当にぴったりだなぁと思います。 ちいさな子どもが、ただそこにいるだけで、その場が陽だまりのようになる感覚。 公園で、電車で、エレベーターの中で・・・。小さな子どもがその場にいるだけで、疲れた顔のおばあちゃんが微笑んだり、眉間にしわを寄せたおじさんの顔がゆるんだり。 読み終わったら、子どもたちをぎゅっと抱きしめたくなるような、そんな1冊です。

ちくわのわーさん

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『ちくわのわーさん』 作 岡田よしたか 出版社 ブロンズ新社 発行日 2011年10月25日 価格 ¥980+税 お昼寝をしたり、口笛をふいたり、踊りを踊ったり・・・寄り道をしながら進んで行く、ちくわのわーさん。食べられるもの、そうでないもの、いろいろなものと出会いながら、わーさんが向かう先とは・・・? * * * * * * * 岡田よしたかさんを知ったのは、この絵本と出会ったから。そんな方も多いのではないでしょうか。私もそのうちの、1人です。そして、そのときの衝撃と言ったら! 主人公は、顔のないちくわ。(と言っても、ちくわの穴が口のようにも見えるので、正確には「目や鼻のないちくわ」でしょうか。あるいは「擬人化されていないちくわ」とでも言いましょうか。) それなのに、楽しそうにしていたり、眠たそうにしていたり、疲れていたり。そんな表情が、目に見えるように伝わってくるから不思議です。 流れるようにリズミカルな文章は、読んでいてわくわくします。それに、「あ こんなん してる ばあいでは ないんや」なんて急に我に返って先を急ぐ姿には、なんだか親近感を覚えます(笑)。 同シリーズには、『 うどんのうーやん 』と『 こんぶのぶーさん 』があります。ぜひこちらも合わせてお楽しみくださいませ。 ※2014年8月18日現在、当店にて岡田よしたかさんの絵本原画展を開催中です。詳しくは 【こちら】 をご覧ください。

こんぶのぶーさん

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『こんぶのぶーさん』 文 岡田よしたか 出版社 ブロンズ新社 発行日 2013年3月25日 価格 ¥980+税 海から出てきたこんぶのぶーさんは、昼寝をしている間にカチンコチンになってしまったので、お惣菜屋さんに行って昆布巻きにしてもらいました。ところがなぜか「まんざいしになろ!」と思いつき、相方を探すことに。町のあちこちに相方募集のはり紙をはったおかげか、希望者は続々と集まり、早速オーディションを始めました。でも、なかなかぴったりの相方は見つからなくて・・・。 * * * * * * * 突然ですが、みなさん嫌いな食べものはありますか? これといった取り柄のない私ですが、嫌いな食べものがないので、なんでもおいしく食べられることだけは唯一胸を張れることです。 そんな私ですが、「あえて言うなら」と言われて思い浮かぶのが、この昆布巻きです。(ぶーさん、ごめんね。) ところが、そんな昆布巻きにさえ親しみを感じてしまうのが、岡田よしたかさんの魅力です。楽しいシーンはたくさんありますが、個人的にはぶーさんとこんさん(ぶーさんのお兄さん)の、海から出てくる登場シーンがすごく好きです。 漫才が好きな人、とにかく楽しい絵本が好きな人、それから昆布巻きがちょっと苦手な人にもおすすめの1冊です。

うどんのうーやん

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『うどんのうーやん』 作 岡田よしたか 出版社 ブロンズ新社 発行日  2012 年 8 月 25 日 価格 ¥ 980 +税 うどん屋さんに出前の注文が入りました。ところが人手不足のため、うどんのうーやん自分で行かなあかんのです。麺も伸びたらいかんしダッシュで進みますが、途中で痩せた猫にうどんを分けてあげたり、減った麺をそうめんでごまかしたり、うめぼしばあさんをおつゆに浸からせてあげたりと、忙しいうーやん。果たして無事にお客さまのもとへうどんを届けることができるのでしょうか・・・!? * * * * * * * 猫にうどんをあげたばっかりに中身が半分になってしまって、“ これは、いかん。 ”って、うーやんそりゃあかんやろ~!出前頼まれてんのちゃうんかいな~!と、突っ込みどころ満載です。舟が壊れてこまっているたこやきの兄弟に“ それやったら こっち はいったら どうです? ”と言い(ふやけたりせえへんのかな)、弁当箱がいっぱいや言うて入れてもらえへんエビフライやミニトマトに“ まあ ええわ。おきゃくさんも よろこぶやろ。よっしゃ はいり! ”とええ顔をし(私ならうどんにエビフライはちょっと)、おまけに江州音頭や河内音頭まで歌い出し、もうはちゃめちゃです。最高です。 『ちくわのわーさん』に続く第2弾で、そのあと第3弾として『こんぶのぶーさん』が出版されています。3作すべて大阪弁なので大阪人にとっては読みやすく、さらっと読もうとしても、ついつい熱が入ってしまいます(笑)。 全て岡田よしたか作、ブロンズ新社 うーやんは擬人化されていないのに表情が感じられて、人情味もたっぷり(うどんやけど)。 誰構わずおつゆに入れてあげるところも男前です。 と思えば、ぶらんこに乗ったりもするんやね。かわいいうーやんです。

バスなのね

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『バスなのね』 作 中川ひろたか 絵 100%ORANGE 出版社 ブロンズ新社 発行日 2004年9月1日 価格 ¥850+税 男の子がソファーをはこんできました。それから他にもいろいろな形の椅子を持ってきて、きれいに1列に並べました。何が始まるのかな?そう思ったら、並んだ椅子をバスに見立てて、「はっしゃしまーす ブッブー」! バス停では、動物たちが乗ったり降りたり。ところが途中にさしかかった急カーブでは、うさぎさんが抱えていたりんごがそのはずみでコロコロ転がって・・・? * * * * * * * この、中川ひろたかさんと100%ORANGEさんの手掛けた絵本シリーズは、『スプーンさん』 、『コップちゃん』 、『くつしたくん』が発売されてから大人気に。その第2弾として、『バスなのね』 、『ふねなのね』 、『おうちなのね』 ができあがりました。 第1弾に続き、第2弾のどれもまた短いストーリーですが、そのシンプルで流れのある展開は、本を閉じたところから、子どもたちの遊びをどんどん膨らませてくれそう。 100%ORANGEさんの、味わい深い線やきれいな色合いもいいですね。楽しい!があふれてくるような絵本です。

おふとんかけたら

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『おふとんかけたら』 作 かがくいひろし 出版社 ブロンズ新社 価格 ¥850+税