わたしのすきなもの
『わたしのすきなもの』
作 フランソワーズ
訳 中川千尋
出版社 偕成社
発行年月 2005年11月
価格 各¥1,200+税
わたし、いきものが好き。
おいしいものも好きだし、夏休みも好き、
それに本も、サーカスも・・・。
わたしの“好き”が、たくさん並びます。
あなたの好きなものは、なあに?
* * * * * * *
昨日ご紹介した『おおきくなったらなにになる?』と同じ、フランソワーズさんの絵本です。夢や、これからしたいことを考えるのと同じように、この『わたしのすきなもの』のように、“好き”を考えるのも、また、楽しい時間です。
あなたの“好き”はなんですか?
すぐに、思い浮かびますか?
それは“もの”ですか?それとも、“こと”ですか?
それとも、誰かの名前が浮かびますか?
ただ、“好き”と言っても、いろいろなかたちがありますよね。
わたしは、生まれ育ち、こうして店を営んでいる、この町が好きです。この店に来てくださるお客さまが
まだまだ、至らないところも多いですが、みなさまに支えられて、この店も、この店でお客さまと過ごす時間も、かけがえのない大切な時間です。
この絵本の中では、『まりーちゃんとひつじ』の本も出てきます。“わたし”が、何度も読んだんですって。
味わいのあるやわらかな線に、深みのある色使いの彩色が、とてもきれいです。