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木内かつの絵本あそび

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『木内かつの絵本あそび ―園で・家庭で』 作 木内かつ 写真 西山悦子 出版社 福音館書店 発行日 2014年9月15日 価格 ¥1,100+税 “【絵本あそび】(名詞) 子どもが絵本を読んでもらって楽しかった気持ちを、体を使ったり、物を作ったり、絵を描いたりする遊びを通じて表現すること。集団でも家庭でもできる。” (本文より) 本書は、『 やさいのおなか 』や『工作図鑑』(いずれも福音館書店刊)の著者である木内勝さんが、子どもたちと繰り返し一緒に遊んできた「絵本あそび」のやり方を紹介した1冊です。 * * * * * * * 私が幼稚園のころに通っていた絵画教室では、先生がよく絵本を読んでくれました。絵本を読んだあとは、そのイメージをふくらませて思い思いの絵を描く、ということもよくあって。 今だと、みんなが同じ絵になる、とか、もっと個性を大切にして自由に好きな絵を描かせたらいい、と言う人もいるのかな。 でも、私はその時間が大好きだったし、今でも手元に残っている絵を見返すと、「この絵本をこんな風に感じてたのか~」なんて思うこともあって、嬉しくなります。(やっぱり、今の感じ方とは随分違うんですよね。) 本書では、『 ころころころ 』や『はじめてのおつかい』、『 たまごのあかちゃん 』など、お馴染みの絵本からふくらんだ遊びが紹介されていて、どれも本当に楽しそう。 幼稚園や保育園ではもちろん、工夫次第で、家庭でも気軽にできそうなものばかりです。 この本に書かれている絵本に留まらず、今子どもがお気に入りの絵本や、赤ちゃんのときに読んだ懐かしい絵本から、何かふくらむ遊びはないかな?と考えてみてもいいかもしれませんね。

やさいのおなか

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『やさいのおなか』 作 きうちかつ 出版社 福音館書店 発行日  1997 年 1 月 31 日 価格 ¥ 1,000 +税 野菜のおなか(断面図)が白黒で描かれていて、「これ なあに」。次のページをめくると、カラーの断面図と、その野菜の絵が描かれています。出てくる野菜は11種類!大人が見ても、ん?と思わず首をかしげてしまうような難しい“おなか”も出てきます。視点が楽しい、クイズ形式の絵本です。 * * * * * * * 先日、おはなし会(大きい子のじかん)でこの絵本を読んだところ、子どもたちは大盛り上がり! 中でもおもしろかったのが、たけのこの断面図を見た男の子が「ごりら!」と言ったところ。確かにごりらに見えるかも・・・。 ご参加くださっていたお母さんたちも巻き込んで、とても楽しい雰囲気になりました。そんな風に、これはああも見えるね、こうも見えるね、なんて自由な想像をふくらませるのもわくわくします。 身近なものだけれど知らなかった姿(みなさん、トマトの断面図は思い浮かびますか?)や、新しい視点(たけのこの断面図がごりらに見えるなんて!)に出会えることが、なんと言ってもこの絵本の醍醐味です。 絵本を閉じた後も、じゃあこの野菜は?この果物は?おなか以外の、裏はどうかな?種を切ってみたら・・・?そんな風に、たくさんの気付きが生まれそう。 ちなみに実は小さなヒントがあって、例えば表紙に描かれている“おなか”の枠をよく見ればオレンジ色をしていますよね。 それぞれの断面図は白黒ですが、その枠は、 答えの野菜をイメージする色になっているんですよ。 ※関連する絵本として、『やさいのせなか』、『くだものなんだ』(どちらもきうちかつ作、福音館書店)があります。