母の友 2016年1月号

『母の友 2016年1月号』

出版社 福音館書店
発行年 2015年12月1日
価格 ¥505+税

今月号のひとつ目の特集は、“おじいさん、おばあさんの絵本”。

絵本には、魅力的なおじいさんおばあさんが登場するお話が、たくさんあります。
そんな、絵本の中のおじいさんおばあさんとは、どんな風でしょう。また、今の子どもたちにとって、おじいさんおばあさんとは、どんな存在でしょうか。
長年、図書館司書として勤務されていた伊藤明美さんや、東京にある桜田保育園の園長・近藤初枝さんなどが、そんな疑問に答えます。

元気なおばあさんと言えば、「ばばばあちゃん」を思い浮かべる方も多いですよね。わたしも、その1人です。そんな「ばばばあちゃん」シリーズの作者、さとうわきこさんのインタビューも収録されています。

ふたつ目の特集は、“老いの話”。
人は、どう「老い」をむかえていくのか。三遊亭円丈さん、沼野正子さん、六車由実さん、松家仁之さん、4人の方の、さまざまな「老い」の物語が綴られています。

また、今月の「絵本作家のアトリエ」は、脇阪克二さん。本誌でも紹介されていましたが、脇阪さんの『ぶーぶーぶー』は、当店でも人気の絵本です。先週も、「図書館のおはなし会で読んでもらって、子どもがとても気に入ったので・・・」とご来店くださったお客さまがいました。
ちなみに、巻末についている付録のラッピングペーパーは、同じ脇阪さんの、『どのはないちばんすきなはな?』(「こどものとも0.1.2.」2012年3月号)の柄です。こちらは現在品切れですが、いつかハードカバーになればうれしいな、と思います。

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さて、ピエニシルタでは、昨年4月号からの「母の友」を、ブログにてご紹介してきました。
「母の友」は、「ぐりとぐら」や「うさこちゃん」シリーズでおなじみの、福音館書店さんが発行している、“広告をとらない”雑誌です。だからこそ、しっかりと内容を掘り下げ、毎号、すばらしい特集を組まれています。

先日もブログにてお伝えしましたが、当店は来月から、月に2日間のみの営業となります。そのため、月刊誌を発売日の近くにお届けすることは難しくなります。
けれど、「母の友」は、これからも変わらず扱い続けていけたら・・・と考えています。それは、たとえ1~2か月経っても、半年経ったとしても、届けたいと思う大切なことが、ここには詰まっているからです。

来月号の特集は、“スポーツは、たのしい”です。どうぞお楽しみに。