『おちゃのじかんにきたとら』 作 ジュディス・カー 訳 晴海耕平 出版社 童話館出版 発行日 1994年9月15日 ※原書『The Tiger who came to tea』1968年発行(イギリス) 価格 ¥1,400+税 ソフィーとお母さんがお茶の時間を始めようとしていると、玄関のベルが鳴ってトラがやってきました。とてもお腹が空いていると言ってお茶の時間に加わったトラは、入るなり、サンドイッチを食べるやらパンを食べるやら。 おまけに作りかけの夕ご飯も、冷蔵庫の中のものも、何もかも全部食べてしまって・・・。 * * * * * * * 突然トラがやってきて、お茶の時間をご一緒させてほしい、だなんて、びっくりしますよね。 それなのに、ソフィーもお母さんも、驚いたり怖がったりする素振りなんて一切見せません。それどころか、ソフィーなんて、終始ずっと嬉しそうな顔をしています。 その表情を見ていると、なんとも朗らかな気持ちになって、突拍子もないお話なんだけれど、のどかな感じさえして。 ソフィーやお母さんのおしゃれなお洋服だとか、かわいい柄のティーセットにも、うっとりしてしまいます。 ところで私がひとつ気になるのは、トラが帰ったあと、夜の歩道に立ち止まる、縞模様のトラ猫です。まさか・・・ね?