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九ひきの小おに

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『九ひきの小おに』 文 たにしんすけ 絵 あかさかみよし 出版社 ポプラ社 発行年月 1970年7月 本体価格 ¥1,000+税

ねえ、おはなしきかせて

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『ねえ、おはなしきかせて』 作 原享子 絵 高橋和枝 出版社 ポプラ社 発行月 2012年4月 価格 ¥900+税

子うさぎましろのお話

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『子うさぎましろのお話』 文 佐々木たづ 絵 三好碩也 出版社 ポプラ社 発行月 1970年1月 価格 ¥1,000+税

だれかさんのかばん

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『だれかさんのかばん』 作 森山京 絵 高橋和枝 出版社 ポプラ社 発行月 2012年10月 価格 ¥900+税 タイトルにもなっている「だれかさんのかばん」をはじめ、「いいにおい」、「青まめひとつぶ」、「空いろ水いろ」、「足音」の、5つの小さなおはなしが収録された短編集です。 登場するのは、キツネの子やブタの子、ネズミの子に、リスの子・・・といったかわいい動物の子どもたち。それから、ちょっとおちゃめなお母さんや、子どもたちを見守るシカのおじいさん・・・。 どれも、こころがポッとあたたまるおはなしです。 ※漢字表記がありますが、すべての漢字にルビがふってあります。 * * * * * * * 作者は、『きいろいばけつ』や『つりばしゆらゆら』の、森山京さん。ああ、だから、と思うあたたかさ。 そして絵は、『 りすでんわ 』や『 あめのひのくまちゃん 』の、高橋和枝さん。やわらかなタッチで描かれる動物の子どもたちは、このおはなしの雰囲気にぴったりです。 なんて素敵なコンビなんだろう!と思ったら、なんと2004年に(つまりこの本より前に)同じコンビで『くまちゃん、どこいくの』(ポプラ社刊)という絵本が出ていました。(たった今、気が付きました。) 見逃してたなぁ・・・。これは、すぐにでも読みたいです。 ちなみにこの『だれかさんのかばん』は、当店のお客さまが「すごく好きな本があって・・・」と教えてくださったもの。お恥ずかしいことにまだまだ勉強不足な私ですが、こうして素敵な作品に出会えることは、本当にしあわせです。 みなさんのとっておき、子どもたちのとっておきの1冊はなんですか?

ありとすいか

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名作絵本復刊シリーズ・5 『ありとすいか』 作 たむらしげる 出版社 ポプラ社 発行日 2002年3月 価格 ¥1,300+税 ある暑い夏の午後、ありがすいかを見つけてやってきました。食べてみると「これは うまいぞ」と、ありたち。大きなすいかを運ぶため、ありたちは仲間を呼びに行きました。 ところがみんなで力を合わせても、すいかはびくとも動きません。そこでありたちは協力して、少しずつ運び始めました。 * * * * * * * 昔から夏になると、母が1枚の絵を玄関に飾ります。絵は絵でも、私が幼稚園のときに描いた絵です。 その絵を幼稚園から持って帰ってきた当時の私に、母がこれは何の絵かと聞いたら、先生に読んでもらった絵本の絵だと答えたそう。けれど、そのタイトルが分からない。 ところが数年前、私はある本屋さんでこの『ありとすいか』の絵本に出会いました。 「これだ!」手に取ってすぐに分かりました。ところが、なんとなく違う。間違いはないのだけれど、どこかが違う・・・。 そう思って調べたら、私が昔読んでもらったのはリブロポートより刊行されていたもので、表紙の背景は白ではなく黄色だったようです。(だから私が描いた絵も、背景が黄色だったのです!) 自分で言うのもなんですが、4歳にしてはなかなかなもんです。私の絵の才能は、この頃がピークだったなぁ・・・(笑)。 何はともあれ、夏になると読みたくなる1冊です。 『ありとすいか』の歴史 1976年 デビュー作として、福音館書店より刊行される。 1985年 絵が改められ、リブロポートより刊行される。 1990年 リブロポートより改訂版が刊行される。 2002年 名作絵本復刊シリーズとしてポプラ社より刊行される。

いろいろいろのほん

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『いろいろいろのほん』 作 エルヴェ・テュレ 訳 谷川俊太郎 出版社 ポプラ社 発行日 2014年5月 価格 ¥1,300+税 真っ白いページに、ひとつの小さな“おへそ”。そのまるい点をぽんとたたいてページをめくると・・・?周りに、たくさんの色がやってきました。 もう一度ぽんとたたいて次のページをめくると・・・?「きたきた!」もっとたくさんの色が、小さなまるの周りに集まってきました。 ページをめくるたび新しい世界が広がって、心躍る1冊です。 * * * * * * * 前作『まるまるまるのほん』に続き、この『いろいろいろのほん』も、なにかひとつのショーに参加しているかのような、そばでエルヴェ・テュレさんが語りかけてくれているかのようです。 色のもつ明るさや暗さといったもの、色と色が出会って新しい色が生まれる不思議、そんな視覚的なことに留まらず、絵具を素手で触ったときのあのぽってりとした感触、そのにおいなどを感じる絵本です。 子どもたちは「魔法みたい!」と思うかもしれないけれど、この色の魔法を子どもたちにもぜひ実際に味わってほしいなぁ。この絵本は、子どもたちを“色の世界”へと導いてくれる始まりの本です。本を閉じたら、真っ白の画用紙と絵具を用意して、自分だけの“色の世界”をぜひ体感してもらえたら嬉しいです。

だっこだっこねえだっこ

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『だっこだっこねえだっこ』 作 長新太 出版社 ポプラ社 価格 ¥850+税