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パセリともみの木

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『パセリともみの木』 作 ルドウィッヒ・ベーメルマンス 訳 ふしみみさを 出版社 あすなろ書房 発行年月 2007年4月10日 価格 ¥1,600+税

山のクリスマス

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『山のクリスマス』 文・絵 ルドウィヒ・ベーメルマンス 訳・編  光吉夏弥 出版社 岩波書店 発行年月日 2012年10月15日 ※原題『HANSI』1934年 価格 ¥950+税

アメリカのマドレーヌ

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『アメリカのマドレーヌ』 作 ルドウィッヒ・ベーメルマンス、ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ 訳 江國香織 出版社 BL出版 発行年月日 2004年10月20日 価格 ¥2,200+税

ロンドンのマドレーヌ

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『ロンドンのマドレーヌ』 作 ルドウィッヒ・ベーメルマンス 訳 江國香織 出版社 BL出版 発行年月日 2001年11月10日 価格 ¥1,500+税

マドレーヌのメルシーブック いつもおぎょうぎよくいるために

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『マドレーヌのメルシーブック いつもおぎょうぎよくいるために』 原案 ルドウィッヒ・ベーメルマンス 作 ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ 訳 江國香織 出版社 BL出版 発行年月日 2005年5月1日 価格 ¥1,200+税

きかんしゃキト号

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 『きかんしゃキト号』 作 ルドウィッヒ・ベーメルマンス 訳 ふしみみさを 日本語版デザイン タカハシデザイン室 出版社 BL出版 発行年 2015年8月20日 価格 ¥1,400+税

マリーナ

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『マリーナ』 作 ルドウィッヒ・ベーメルマンス 訳 ふしみみさを 出版社 クレヨンハウス 発行年月日 2009年6月20日 ※原書『MARINA』(アメリカ) 価格 ¥1,800+税

マドレーヌといぬ

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『マドレーヌといぬ』 作・画 ルドウィッヒ・ベーメルマンス 訳 瀬田貞二 出版社 福音館書店 発行年月日 1973年5月10日 ※原書『MADELINE’S RESCUE』(アメリカ) 価格 ¥1,300+税

マドレーヌのクリスマス

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『マドレーヌのクリスマス』 文 ルドウィッヒ・ベーメルマンス 訳 江國香織 出版社 BL出版 発行日 2000年11月1日 価格 ¥1,200+税 ※原書『MADELINE’S CHRISTMAS』1956年発行(アメリカ)

ヌードル(岩波の子どもの本)

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『ヌードル』 文 M.リーフ 絵 L.ベーメルマンス 訳 福本友美子 出版社 岩波書店 発行日 2003年10月21日 ※原書『NOODLE』1937年発行(アメリカ) 価格 ¥900+税 ヌードルは、鼻の先からしっぽの先までうんと長くて、代わりに、背はソファの下をくぐれてしまうくらいおちびさん。そんな体だから、大好きな穴掘りをするのも一苦労でした。 「ぼくのからだが こんなかたちじゃなかったら いいのになあ。」 やっとのことで骨を掘り出したヌードルが穴の外に出ると、そこには、白くて羽の生えた犬の妖精がいました。妖精は、ヌードルの言葉を聞いて、ヌードルの願いを叶えにきたのです。 どんな大きさで、どんな形がいいのかなあ?ヌードルは、一生懸命考えました・・・。 * * * * * * * 『はなのすきなうし』のマンロー・リーフと、「マドレーヌ」シリーズのルドウィッヒ・ベーメルマンスによる絵本です。 ヌードルは、いろいろな動物に聞いてまわりながら、自分にはどんな大きさの、どんな形が向いているのかと考えます。短い足で、お腹がぺこぺこになるまで歩いて考えました。 けれど動物たちはみんな、自分の大きさの、自分の形が1番良いと言います。そして、とうとうヌードルも気が付きました。“ぼくの いまの このままの おおきさと このままの かたちがいい”と。 マンロー・リーフさんによるこのお話は、ユーモアがあって良いし、ベーメルマンスさんの絵は、やっぱりとびきり愛らしい。 「岩波のこどもの本」シリーズは少し小さめの判型なのですが、今日ご紹介したこのお話にも、このサイズがちょうど合っている気がします。

マドレーヌといたずらっこ

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『マドレーヌといたずらっこ』 作 ルドウィッヒ・ベーメルマンス 訳 瀬田貞二 出版社 福音館書店 発行日  1973 年 5 月 10 日 ※原書『 MADELINE AND THE BAD HAT 』 1956 年発行 価格 ¥ 1,400 +税 マドレーヌたち12人の女の子とミス・クラベル先生が暮らす屋敷の隣に、ある日スペイン大使が引っ越してきました。けれど困ったことに、ぼっちゃんのペピートはとんでもないいたずらっこだったのです!ある日のこと、マドレーヌたちは散歩の途中に袋をしょったペピートを見つけました。あたりの犬が続々と集まり犬たちの餌を運んでいるのかと思いきや、袋から出てきたのは1匹のねこ。犬たちと、おにごっこをさせようと言うのです。かわいそうなねこ!ところがあわれなペピート、考えとは裏腹に、たくさんの犬たちにもみくちゃにされてしまって・・・。 * * * * * * * スピード感のあるストーリー展開が、とても爽快な1冊です。マドレーヌたちはペピートのいたずらっぷりに嫌気がさしているのか、てんで相手にしません。ペピートが包帯でぐるぐるになった姿を見ても、「いいきみだわ」なんて言ってやります。けれど、もうしないと誓い、絶対に心を入れ替えると言うペピートの言葉を信じて、「それは すてき。きっと きっとよ。」と答えます。事実その通り、ペピートはすっかり心を入れ替えたのです。 このペピートは、同時出版された『マドレーヌとジプシー』にも登場します。サーカスが好きな人には特におすすめの1冊です。

げんきなマドレーヌ

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『げんきなマドレーヌ』 作 ルドウィッヒ・ベーメルマンス 訳 瀬田貞二 出版社 福音館書店 発行日  1972 年 11 月 10 日 価格 ¥ 1,300 +税 パリのつたの絡んだ古い屋敷に、 12 人の女の子が暮らしていました。中でも1番のおちびさんマドレーヌは、怖いもの知らずの元気もの。ところがある晩のこと、マドレーヌが盲腸炎にかかってしまい・・・。 * * * * * * * 救急車で運ばれたマドレーヌ、病室にはおもちゃやキャンディー、おまけにマドレーヌのお腹には盲腸の傷!・・・と、子どもたちには何かと珍しい世界で、絵本の中の 11 人の女の子たちのように、読者の子どもたちもマドレーヌを羨ましくも思うかもしれません(そうして、誇らしげマドレーヌの様子といったら!)。 本書は、マドレーヌシリーズ第1作目の作品で、作者のベーメルマンスは次作『マドレーヌといぬ』でコルデコット賞を受賞しています。 「2れつになって、9じはんに、ふっても、てっても、さんぽに でました。」この台詞は、この『げんきなマドレーヌ』と『マドレーヌといぬ』、『マドレーヌといたずらっこ』などにも共通しています。瀬田さんの言い回しは味わい深く、私もその趣が大好きです。 ところでこの絵本、カバーを取ると裏表紙が表紙と同じ絵になっていて、どちらが表紙か分からなくなります(笑)。原書もそうなのでしょうか。気になるところです。