コウテイペンギン
『コウテイペンギン』
作 ヨハンナ・ジョンストン
絵 レナード・ワイスガード
訳 こみやゆう
絵 レナード・ワイスガード
訳 こみやゆう
出版社 好学社
発行年月日 2017年12月18日
発行年月日 2017年12月18日
本体価格 ¥1,600+税
夏が終わり、長い距離を泳いで、
子育てのため南極大陸へ向かうコウテイペンギン。
そこは食べものも無く、
太陽の光もほとんど届かなくなるような場所です。
それでも、激しい吹雪に耐えながら、
コウテイペンギンの夫婦は交代で卵を温めます。
お母さんペンギンが海へ行っているあいだ、
お父さんペンギンは、食事を取らない日が何か月も続きます。
それでも時を待ち卵を温め続けるのです。
そして、海から帰ってきたお母さんペンギン。
お父さんペンギンから卵を受け取り、とうとうそのときがやってきました 。
過酷な環境のなか、仲間と肩を寄せ合い懸命に生きる、
コウテイペンギンの1年を描きます。
黒と白のからだに、首の両側には金色の羽毛。
ぽっこりおなかがかわいい、コウテイペンギン。
そんな愛嬌たっぷりの彼らが
まさかこんな過酷な子育てをしていたなんて、
本書を手に取るまで知りませんでした。
事実を描いた科学絵本ですが、
まるで、家族の愛を描いた、壮大な物語のようにも思います。
絵は、『たいせつなこと』(フレーベル館刊)や『たんじょうびおめでとう!』(好学社刊)などでおなじみの、レナード・ワイスガードさん。
翻訳は、『クリスマスってなあに?』(岩波書店)や『おうさまのくつ』(瑞雲舎)の小宮由さんです。
カバーを外して現れる表紙も、見返しも、とってもすてきですよ。
子育てのため南極大陸へ向かうコウテイペンギン。
そこは食べものも無く、
太陽の光もほとんど届かなくなるような場所です。
それでも、激しい吹雪に耐えながら、
コウテイペンギンの夫婦は交代で卵を温めます。
お母さんペンギンが海へ行っているあいだ、
お父さんペンギンは、食事を取らない日が何か月も続きます。
それでも時を待ち卵を温め続けるのです。
そして、海から帰ってきたお母さんペンギン。
お父さんペンギンから卵を受け取り、とうとうそのときがやってきました
過酷な環境のなか、仲間と肩を寄せ合い懸命に生きる、
コウテイペンギンの1年を描きます。
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黒と白のからだに、首の両側には金色の羽毛。
ぽっこりおなかがかわいい、コウテイペンギン。
そんな愛嬌たっぷりの彼らが
まさかこんな過酷な子育てをしていたなんて、
本書を手に取るまで知りませんでした。
事実を描いた科学絵本ですが、
まるで、家族の愛を描いた、壮大な物語のようにも思います。
絵は、『たいせつなこと』(フレーベル館刊)や『たんじょうびおめでとう!』(好学社刊)などでおなじみの、レナード・ワイスガードさん。
翻訳は、『クリスマスってなあに?』(岩波書店)や『おうさまのくつ』(瑞雲舎)の小宮由さんです。
カバーを外して現れる表紙も、見返しも、とってもすてきですよ。