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ポンポンおふね

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『ポンポンおふね』 作 とよたかずひこ 出版社 アリス館 発行年月日 2008年3月15日 価格 ¥800+税

やさいぺたぺたかくれんぼ

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『やさいぺたぺたかくれんぼ』 作 松田奈那子 出版社 アリス館 発行年月日 2015年5月20日 価格 ¥1,100+税

チリとチリリ ちかのおはなし

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『チリとチリリ ちかのおはなし』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行年月日 2013年4月25日 価格 ¥1,200+税

チリとチリリ はらっぱのおはなし

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『チリとチリリ はらっぱのおはなし』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行年月日 2007年6月25日 価格 ¥1,200+税

みんなうまれる

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『みんなうまれる』 作 きくちちき 出版社 アリス館 発行年  2014 年 9 月 11 日 価格 ¥ 1,400 +税 “そして ぼくもうまれる くうきは あかるくなり えがおが うまれた(本文中より)” * * * * * * * もし、うまれてくる子どもを色で表したなら、 これからうまれてくる動物や植物や、そのほかのたくさんの命を、色で表したなら、 きっとこの表紙のような、みずみずしくて、希望に満ちていて、ため息が出るくらいうっとりする、こんな色なんだろうなぁ、と思います。 写真ではうまく伝わらなくて、もどかしいな。 ほんとうは、もっともっと、きれいな色なんですよ。 見返しを開くと、右側にタイトルページがあって、その左側にはまっしろのページ。 私は、その左のページの真ん中に書かれてあった小さな文字に目がとまって、胸がじーんとあたたかくなってしまいました。 “うまれてきてくれて ありがとう”って。 そんなまっすぐな言葉を、冒頭からかけられて、ページをめくるにつれ、どきどきして、最後には目頭が熱くなってしまいました。 こんな素敵な本が出版されて、すごく嬉しい。 春の陽気のような、やさしい光につつまれた気分になる、とってもあたたかな1冊です。

ブップーバス

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『ブップーバス』 作 とよたかずひこ 出版社 アリス館 発行年月日 2008年2月10日 価格 ¥ 800 +税

いっしょだよ

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『いっしょだよ』 写真・文 小寺卓矢 出版社 アリス館 発行日 2012年5月5日 価格 ¥1,400+税 森の中で生まれたばかりの木の芽も、花も葉っぱも、たくさんの蜘蛛の子たちも、みんなひとりぼっちじゃないよ。いっしょだよ。森の中では、わいわいがやがや、いっしょのものがたくさん集まっています。でも、ほんとはね・・・。 * * * * * * * 著者は、「森に息づくいのちの繋がり」をテーマに、北海道の森や自然の営みを撮影されているという小寺卓矢さん。本書のみずみずしく美しい写真からも、森のなかで生きる草花や生きものたちの息づかいが感じられます。 前半部分から一変して後半では、いっしょに見えるものたちも、本当はみんなそれぞれに個があることを教えてくれます。違うもの同士、ひとりとひとりがいるから“いっしょ”なのだと。 それは、私たち人と人との世界にも通じるものを感じます。草と水、花と虫、種と風・・・自然の中で違うものに助けてもらったり、違うもの同士が支え合ったりしながらいっしょに存在しているように、私たちもまたそうやって人と人、人と自然がいっしょに生きているのだから。 小寺さんの写真絵本はこの他に、『森のいのち』、『だって春だもん』があります(どちらもアリス館刊)。良かったらこちらもご覧になってみてください。

チリとチリリ

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『チリとチリリ』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行日 2003年5月1日 価格 ¥1,200+税 当店によく遊びに来てくれる、笑顔が素敵な小学生のおんなのこ。最近『 わたしの読書ノート 』に読んだ絵本の感想を書き留めていて、それを読ませてもらうのが、私のここ最近の楽しみだったりします。 今日はその子に許可をもらって、その読書ノートからひとつ抜粋してみなさんにご紹介します。 “ このえ本をよんでみたら、とってもおなかがすき、 おなかから「ぐー!」ときこえてきました。 とくに1番食べたいと思ったのは、 にんじんパンのゆずサンドが1番、食べたいと思いました。 「チリとチリリ」のおはなしはいろいろあるから、おもしろいな~っと思いました。 わたしはチリとチリリのおはなしは3さつしかしらないのでいっぱいよんでみたいな ” これがその読書ノートです。 たしかに、チリとチリリが向かった森の喫茶店やサンドイッチ屋さんでは、胸がときめくような素敵なメニューがたくさん登場します。 こんな感想を読んだら、残り3冊も読んでもらいたくってうずうずしてしまいます(笑)。 読んでいると、わくわくして、どきどきして。夢がどんどんふくらんで。そんな「チリとチリリ」シリーズ、1作目のお話です。

チリとチリリ ゆきのひのおはなし

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『チリとチリリ ゆきのひのおはなし』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行日 2010年2月10日 価格 ¥1,200+税 初雪が降り始めた午後のこと、チリとチリリが自転車で出掛けると、森の奥に氷の扉を見つけました。中に入ってみるとシカとサルがいて、いろいろなカップが並んでいます。2匹はチリとチリリに、りんごとニッキのホットフルーツパンチを入れてくれました。 すっかり体も温かくなって、さらに氷の廊下を進むと、動物たちが集まる大広間に着きました。そこでビー玉遊びに混ぜてもらったり、温泉に浸かったり・・・。 チリとチリリの、雪の日のお話です。 * * * * * * * どのページも繊細で愛らしく、ページをめくるたび心が躍るようです。そんな中でも特に私が好きなのは、チリとチリリが温泉に入るシーン。 お花のつぼみが凍ってできているビー玉を、チリとチリリがお湯に入れると、その氷がとけて、ぱあっと花が開くんです。その様子には、何度読んでもうっとりしてしまいます。 大広間のシーンでは、編み物をしたり、本を読んだり、演奏をしたり・・・と、 動物たちが思い思いに好きなことをして楽しんでいます。それが見開きに描かれていて、ここからまたお話が始まりそう。 おだやかで、きらきらした、チリとチリリの1日です。

チリとチリリ まちのおはなし

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『チリとチリリ まちのおはなし』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行日 2005年11月10日 価格 ¥1,200+税 チリとチリリが自転車に乗って出掛けると、小さい糸屋さんがありました。そこでチリはつばきとポピーの糸を、チリリはマリーゴールドとすみれの糸を買いました。 そこからさらに自転車をこいで林を抜けると、織物屋さんがありました。お店のお姉さんに2人が糸を渡すと、早速織ってくれることになりました。 パッタポン パッタポン…… パッタポン パッタポン…… 心地よい機織りの音とともに出来上がったのは、すてきなマフラーでした。 ほんの少しお花のかおりがするマフラーを巻いて、そろそろ帰ろうかと思ったそのとき、ふたりは誰かに呼ばれたような気がしました。 声に導かれるように進んだ先にあったのは? * * * * * * * どいかやさんの描く世界は、本当にやわらかで、繊細で、とっても愛らしい。お花一輪にしても、小鳥一羽にしてもそう。だから、どれも大切にしたくて、隅々まで味わいたくなるような魅力があります。 お話には関係ないように見えて、絵をじっくり見ていると「あれ、このおばあさんどこかで見たような・・・」 なんてことも。 ぜひじっくりとお楽しみいただければ嬉しいです。 「チリとチリリ」 シリーズは、本作品のほかに 『チリとチリリ』 『チリとチリリ うみのおはなし』 『チリとチリリ はらっぱのおはなし』 『チリとチリリ ゆきのひのおはなし』 『チリとチリリ ちかのおはなし』 の、6巻が出版されています。(※ 2013年11月13日現在)

コトコトでんしゃ

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『コトコトでんしゃ』 作 とよた かずひこ 出版社 アリス館 発行年月日 2007年11月1日 価格 ¥800+税